アニメ三銃士各話紹介 21〜24話
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21話・王妃のダイヤモンド
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あらすじ
バッキンガム公はウィンザーの離宮で行われる舞踏会に、アンヌ王妃のダイヤを着けて出席することにした。ミレディーを警戒するダルタニャン。
一方フランスでは、リシュリューが国王ルイ13世を言いくるめてアンヌ王妃の様子を見に来る。リシュリューはアンヌに、病気を理由に舞踏会を休まないようにとしっかり釘を刺していく。またボナシュー家では、三銃士たちが呼ばれ、ダルタニャンの無事を祈ってささやかな晩餐会が開かれた。
ウィンザーの離宮で舞踏会が始まった。ミレディーはアンヌ王妃に変装して舞踏会に現れる。その姿に目を奪われたバッキンガム公は、誘われるように後を追ってしまう。ちょうどその時、ダルタニャンはある婦人の首飾りを盗んで逃げた小猿のペペを追いかけ回すのに気を取られていた。
庭園でミレディーの扮するアンヌ王妃と対面するバッキンガム公。バッキンガム公に抱きしめられている間に、ミレディーはこっそり房飾りからダイヤを2粒切り取り、手中に収めたのだった。
ペペとの追いかけっこに蹴りを付けたダルタニャンは、これが罠であったと気づき、急いでバッキンガム公を探す。案の定ダイヤは切り取られており、それがミレディーの仕業だと気づいたバッキンガム公は、即座に港を封鎖する命令を出すためロンドンに戻ることを提案。バッキンガム公とダルタニャンはロンドンに向けて馬を飛ばすのだった。
途中、ミレディーの雇ったジプシーたちが2人の進路を妨害するが、バッキンガム公は明け方にはロンドンに到着し、直ちに港を封鎖する命令を出す。ミレディーの乗り込んだ船は港を出ようとしていたが、ちょうどその時大砲が鳴り響き、出港禁止令が施行される。こうしてミレディーの国外脱出を食い止める事ができたのだった。
◇ミレディーによるアンヌ王妃の変装はすごい出来栄えです。化粧だけでよくぞあそこまで!そしてペペ!髪を梳かすことまでできるとはなんて器用な猿なんだ!
今回はバッキンのプレイボーイな一面を見ちゃいましたね〜。ご婦人方に愛想振りまいてる場合じゃないっての。そしてミレディーさんにはまたまた新兵器、あれあれ、指輪の中から小さなナイフが出てきたぞ〜〜?(かに道楽のCMの平野文さん風に…ってこのCM知ってます?汗)「ミレディーさん所持小道具リスト」なんて作ったら面白いかも。
あと、ダルのばあちゃんの作った万能薬は今回も役立ってました。馬にも効くんだね…。
シーン
アンヌにとってはゴキブリの上にドブネズミ
- アンヌ:「部屋にとじこもっているのは、嫌なお方の顔を見たくないからです。(顔をそむけ)リシュリュー殿に心配していただくことはございません。」
- ルイ:「顔を見たくない相手と申すのは?」
- アンヌ:「この宮殿には、ゴキブリのように見ただけで胸が悪くなるような方もいますから、そんな方と顔を合わせたくないだけでございます。」
- ルイ:「まあ、人間にはそれぞれ虫が好く好かぬがあるから、致し方あるまい。」
- ―中略―
- (リシュリューとルイ13世部屋を出て行く。)
- アンヌ:「リシュリューはまるでドブネズミ…私の様子を見に来たのね…。」
◇アンヌ王妃毒舌です(笑)。それに対し、陛下ってなかなか心が広いんじゃなかろうかと。見よ、この寛大さを!!
遠慮なし
- ポルトス:「ほう、こいつは美味そうだ。ケチなボナシューにしては、バカに気張ったものだな。」
- ボナシュー:「なあに、ポルトス様にたらふく食べさせれば、また太って服を作り直さなければならないでしょう。その時もとを取らせて頂きますよ。」
- ポルトス:「なーんだ。ちぇっ。」
◇ボナシューさんをケチ呼ばわりとは、ああ、ポルトスも毒舌キャラなのか!ボナシューさんも負けてないし。ああ〜!(嘆)
セリフ
「理由なんかどうでもいい!私がそうしたいからそうするのだと言え!!」(byバッキンガム公)
◇バッキンのワガママここに極まれり!!(笑)
ちなみに原作では港を封鎖する理由として、フランスと戦争を始めることにしたと言ってました。これで本当に戦争することになっちゃうんですから、ワガママにもほどがありますね。
登場人物とか
- 婦人・・・なんだかすっとぼけたオバハン。目元にハートのアクセサリーをつけてた。ペペに盗まれた首飾りはなにやら大事なものだったらしい。
- ジプシーたち・・・ミレディーが雇った男三人と老女一人のゴロツキたち。ロンドンに向かうバッキンを足止めし袋叩きにするが、ダルに追い払われる。
- ジャクソン・・・パトリックさんがバッキンさんの従者なら、彼は秘書とでもいったところか。バッキンに八つ当たりされながら、港の封鎖令を法務卿のところまで持って行く役目を仰せつかる。
愛のツッコミ
- ミレディ姐さんはアンヌ王妃そっくりに変装してましたが、髪や瞳の色が異なるのにどのように化けたのだろう???カラーコンタクトなんてなかっただろうし・・・まあミレディ姐さんなら何でもあり?!(byコバトンさん)
次回予告
- ダルタニャン:
- やったー!ドーバーの港で足止めを食ったミレディーを逮捕したぞ!
- ミレディー:
- だからどうだっていうの、ダルタニャン…。ダイヤは絶対に渡さないからね!
- ダルタニャン:
- ミレディー、お前も往生際の悪い奴だな。このロンドン塔から逃げられると思っているのか!
- ミレディー:
- フフフ…。たとえイギリス国王であろうと、私の自由を奪うことはできやしないわ!
- ダルタニャン:
- 次回、アニメ三銃士「ロンドン塔の大烏」
いよいよミレディーと対決だ!みんな、また会おう!!
22話・ロンドン塔の大烏
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あらすじ
バッキンガム公は、港を封鎖すると共に、小猿を連れた女は見つけ次第逮捕するようにと命令を出していた。そのかいあって、ミレディーは港の総督が派遣した兵士たちによって逮捕され、一度入ったら生きては出られないという逆賊門を通ってロンドン塔へと護送される。
一方、三銃士がダルタニャンの偽の葬式を出したのは神を冒涜する行為だというローシュフォールの入れ知恵から、リシュリューは三銃士を処罰するようルイ13世に訴える。
ダルタニャンは、ミレディーからダイヤを取り返すためにロンドン塔へ向かった。ミレディーはペペにダイヤをほおばらせ、か弱い女性を演じてダイヤを隠し通そうとするが、ついにダルタニャンに嘘がばれる。その瞬間、ダイヤをくわえたまま外へ逃げ出すペペ。屋根伝いに逃げるペペを追いかけ、どうにかペペを捕まえることができたダルタニャンだったが、手を緩めた瞬間、ペペにダイヤをあらぬ方向に吐き出されてしまう。ダルタニャンは転がり落ちるダイヤをとっさに1つ掴んだものの、もう1つはミレディーの操るカラスがくわえ、そのままフランスに飛び去ってしまう。
フランスでは、三銃士がルイに呼び出されていた。アトスはダルタニャンは本当に死んだのだと主張し、逆に、どうしてリシュリューがダルタニャンの葬式が偽物だと思ったのか、と問い詰める。墓を掘り起こしたとのリシュリューの答えに、アトスはその人物を墓荒らしの罪で訴えたいと切り返し、ついにリシュリューを降参させたのだった。
その頃、ダルタニャンはダイヤがついにリシュリューの手に渡ってしまったことで頭を痛めていた。舞踏会まであと3日。
◇今回わかったことは、ミレディーさんは逆境に置かれると輝き出すってことですかね。いつにも増して。他のキャラなんて目じゃないぜ、イェーーイ!(壊)いやもう、アトスがどんなに智慧を絞って見せ場を作っても、ミレディーさんの前じゃかすんでしまいますわね〜。(ミレディーさんにすっかり傾倒)
あ、ちなみに今回ミレディーさん、目だけで催眠術かけてました!!(←嬉しそう)
まあ、あえて一つツッコむとしたら、ミレディーさん、ペペにダイヤを頬張らせたりしないで、リシュリューさんへの手紙と一緒にダイヤもさっさと烏に届けさせればよかったのに。
シーン
ミレディーさんオンステージ〜!
- 隊長:「お前はミレディーだな。」
- ミレディー:「だからどうだと言うの?」
- 隊長:(逮捕状を見せ)「総督閣下の命令により、お前を逮捕する!」
- ミレディー:「何ですって!?」
- (剣を抜く兵士たち)
- ミレディー:「あんたたち!私をこんな目に合わせてただで済むと思ってるの!?後できっと後悔するわよ!」
◇この肝の据わり方!!あやかりたいものですわ。
- ミレディー:「逆賊門?」
- 隊長:「反逆の罪を犯した者がくぐる門だ。この門を通って中に入り、生きて出た者はいない。」
- ミレディー:「フフフフフ…。」
- 隊長:「何がおかしい!」
- ミレディー:「お前たちにこの私を殺せるものか。私を殺す前に、イギリス国王の首が胴から離れているだろうよ。」
◇あなたならここでこうしてほくそ笑むことができますか!ええ、皆さん!?(←興奮気味)
- ミレディー:(ダルタニャンの手を握り締め)「ダルタニャン、どうしても言うことを聞いてくださらないのね。」
- ダルタニャン:「いい加減にしてくれ!あの猿はダイヤをくわえているんだ。」
- ミレディー:「そう、分かってくださらないのね…。(口調が変わる)…それじゃあ仕方が無いわね、ダルタニャン。」
- ダルタニャン:「え?」
- (ミレディー、ダルタニャンをつかんでいた手に力をこめる)
- ダルタニャン:「うわっ!」
- (ダルタニャンの体が宙に浮く)
- ミレディー:「ふん!」
- (ミレディーに投げ飛ばされるダルタニャン)
- ダルタニャン:「うわああーっ!(ベッドの上に落ちる)…って、痛ぇ…。」
- (衛兵が入って来る)
- 衛兵:「どうしたんです?」
- (その足元をぺぺが通り抜ける)
- ダルタニャン:「しまった!待て―――!」(ペペを追い、外へ飛び出す)
- (その後を追おうとするミレディー。だが衛兵がその前に立ちふさがる)
- 衛兵:「おっと、お前は大人しく中に入っているんだ。」
- ミレディー:「…ふん。」
- (一瞬の後。ベッドの上に倒れている役人)
- ミレディー:「大人しく言うことを聞かないからさ。」(部屋から出ていく)
◇カッコイイ〜〜!!お子ちゃまのダルはともかく(笑)、成人男性を軽々と投げ飛ばしてしまうこの強靭さ!マジですか!
- 衛兵:「そこを動くな!このロンドン塔からは逃げられんぞ!!」
- ミレディー:「ホホホホホ…。私の役目は終わったわ!処刑をしたければするがよい!」
◇そしてこの潔さ!しびれます!!いや〜、もうミレディーさんには圧倒されっぱなしでしたわ。このほかにも泣いてるフリはするわ、服も脱ぐわで。彼女にかかれば、ダルとバッキンなんて赤子の手をひねるようなもんでしょうよ。
アラミスの「ポルトスツッコミ」シリーズその3
- ポルトス:「しかし、偽の葬式を出したのがそんなに悪いことなのかなァ。」
- アトス:「陛下も敬謙なカトリック教徒だからな。神を騙したと聞いては、放ってもおけまい。」
- ポルトス:「すると罰を食うのか?」
- アラミス:「大食らいのポルトスなら、何を食べても平気だろう?」
- アトス:「冗談を言っている場合じゃないぞアラミス。何か上手い言い訳を考えんとな…。」
◇こんな時でも冗談を忘れないアラミス!さすが芸人!(違)
セリフ
「たわけ。この世の中は騙すよりも、騙される方が悪いのだ。」(byリシュリュー)
◇ローに向けられた愛のあるお言葉(笑)。リシュリュー語録のなかでもピカイチなんじゃないでしょうかね。
登場人物とか
- 隊長・・・ミレディーを逮捕した兵士たちのリーダー格のヒト。普段はそこそこ優秀な人物っぽいけど、ミレディーさんにはたじたじでした。(まあ誰もミレディーさんには勝てないでしょうけどね)
- 衛兵・・・ロンドン塔の衛兵たち。全員、派手な衣装に身を包んでいる。
愛のツッコミ
- ロンドン塔に閉じ込められたミレディさんがダルの手をとって投げ飛ばすシーン。柔道の技で「背負い投げ」「一本背負い」という技があります。これらの技はもし相手の左腕を取ったら、左足を軸にして相手の左胸のふところに入り、投げる技です。ダルちゃんの左腕を取ったら、投げ飛ばした後のミレディさんの体は左足が前に来なきゃおかしい。なのに右足が前になっている。どのような投げ技を使ったんですか?これは合気道の技?(by吹雪女さん)
- 吹雪女さんのツッコミを受けて。ミレディーさんがダルタニャンを投げた時の足についてですが、確かに合気道の技にはあります!「隅落とし」という技で、見た目は柔道の一本背負いと殆ど同じです。ただ、構えている方の足(最初に出している方の足)で一歩下がって相手の突きをかわしてから、腕を掴んで投げるので足が逆になります。とまぁ技自体は合気道にあるのですが、アニメの2人を見る限りはどー見ても隅落としには見えません。(苦笑)(by御影憂さん)
次回予告
- アトス:
- アンヌ王妃の首飾りは、舞踏会に間に合うのか!?バッキンガム公爵は、ダルタニャンは、いかなる手を打つのか!?
- アラミス:
- 一方パリでは、アンヌ王妃を陥れる証拠をつかむために、リシュリューがボナシューを捕まえ、連れ去っていった。
- ポルトス:
- そして、ロンドン塔に閉じ込められたミレディーは、着々と脱獄の準備を進めていたのだ。
- アラミス:
- あっちもこっちも、大忙しで…。
- ポルトス:
- 次回、アニメ三銃士。
- アラミス:
- 「ロンドン塔脱獄」
- アトス:
- 舞踏会まで、あと3日!
23話・ロンドン塔脱獄
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あらすじ
ミレディーにダイヤを盗まれてしまったバッキンガム公は、ロンドン一の細工師オレイリーを呼び、あさってまでにダイヤの首飾りを元通りにするよう依頼する。
一方、リシュリューのもとにダイヤをくわえたロンドン塔のカラスが到着。カラスに結んであったミレディーの手紙には、ミレディーが今ロンドン塔に捕えられていること、そしてミレディーの渡航許可証を奪ったコンスタンスを懲らしめて欲しい旨が記されていた。
ロンドン塔にいるミレディーは一大決心をしていた。髪の中に隠し持っていた毒を飲んだのである。その夜、ミレディーの死体は布袋に入れられ、川に投げ込まれた。しかし、予めペペに持たせていた解毒剤によりミレディーは川の中から生還。こうしてミレディーはロンドン塔からの脱出を図ったのだった。
パリでは、ミレディーの渡航許可証が盗まれたボナシュー家にリシュリューが目を付けた。ボナシューはローシュフォールとジュサックによって連れ去られてしまう。ジャンはそのことをコンスタンスとアンヌ王妃に伝えるが、アンヌの力ではすぐに行動に起こせなかった。ふてくされて走り去ったジャンは三銃士に会いに行く。一同はとりあえずボナシューの行方を突き止めることにした。
ボナシューはローシュフォールの屋敷に捕らえられ、リシュリューから訊問を受けていた。ボナシューの口から、渡航許可証が盗まれた時間にコンスタンスが家にいたと言わせたいローシュフォールは、ボナシューを鞭で叩き始める。
自由の身になったミレディーは、バッキンガム邸から出てきたオレイリーの妻ジェーンに薬を吹きかけ気絶させる。ミレディーに催眠術をかけられたジェーンはバッキンガム邸へ行き、オレイリーが完成させたダイヤの首飾りを窓から投げ捨ててしまう。首飾りはペペの手に渡り、ダルタニャンは首飾りを追って走り出した。舞踏会まであと1日。
◇今回はなかなか盛りだくさんな内容でした!!その証拠に、いつもは時間を稼ぎまくる、冒頭の前回までのあらすじがばっちり省略されております。
さて、今度はミレディーさんの髪から毒が出てきましたよ!ビンに絡みついた数本の髪の絡まり具合がおどろおどろしかったですわ。それ以上に毒を飲むあのシーン!すごい迫力でした〜。なかなかあの辺は原作に負けず劣らずなんじゃないかと。(しかしあとから生き返ったところを見ると、ホントに毒だったわけじゃなくて仮死状態になるような薬だったんですかね〜。)
あと、ボナシューさん。すっかり忘れてましたが、うわ、ここでも捕らえられてたんですね!リシュリューさんともしっかりご対面していたとは!でも原作と違ってころっと落ちないのがアニメボナシューさんのイカスところ!!
…しっかし、舞踏会まであと1日しかないのに間に合うのかな〜。(…言ってみただけです。エヘv)
シーン
金で解決!
- バッキンガム:「ところが、今回はそう簡単にはいかないのだ。ダイヤが一つ、足りなくなっているのでね。」
- オレイリー:「なるほど。」
- バッキンガム:「そこで、君のロンドン一の腕前が必要なのだが、このダイヤとそっくり同じ物を作るのに、何日かかるかな。」
- オレイリー:(少し考え)「一週間は…。」
- ダルタニャン:「一週間だって!?それじゃ舞踏会には間に合わないよ!」
- バッキンガム:「一週間で、費用はいくらかかる?」
- オレイリー:「1,500ピスト―ルはかかりましょう。」
- バッキンガム:「それでは、倍の3,000ピスト―ルを出そう。どんなことがあってもあさってまでに仕上げてくれ。」
- オレイリー:「かしこまりました。」
- バッキンガム:「ただし、この仕事は絶対に秘密を要するのだ。細工はこの屋敷の中でやってもらいたい。」
- オレイリー:「こちらの御屋敷でございますか?」
- バッキンガム:「ああ。その代わり、必要な道具や材料は何でも揃えよう。」
- オレイリー:「あ、でしたら、食事は女房に運ばせてもよろしいでしょうか?女房の手料理でないと、どうにも仕事をする元気が出ませんので…。」
- バッキンガム:「勿論だとも。あさってまでに仕上げてくれたら、3,000ピストールの他に1,000ピストールの褒美を出そう。」
- オレイリー:「ありがとうございます。必ずあさってまでには仕上げてご覧に入れます。」
◇ここぞとばかりに金に物を言わせるバッキン。ちなみに原作でもおんなじ金額でしたが、2粒必要でしたからお金も倍かかってました。
しっかし、オレイリーさんはかわいいですね〜。愛妻の手料理を要求するなんて。
王妃の苦悩
- ジャン:「王様にお願いして、放してもらうわけには行かないの?」
- アンヌ:「出来ないことはないと思いますが、もう少し様子が分からないと…。」
- ジャン:「そんなぁ…。」
- コンスタンス:「ああ、こんなときにダルタニャンがいてくれたら…。」
- ジャン:「ダルタニャンがいたら、こんなことになんかなるもんか!でもそのダルタニャンは、王妃様のためにイギリスへ行ってるんだろ!」
- アンヌ:「だからわたくしにどうにかしろと言うの?」
- コンスタンス:「ジャン!王妃様に失礼ですよ!」
- ジャン:「分かった、もう頼まないよ!!」(走り去る)
- コンスタンス:「あ…ジャン!あ…。(アンヌに)申し訳ございません。」
- アンヌ:「いいえ、わたくしにもっと力があればいいのだけれど…。」
◇ジャン、王侯貴族に対しては容赦なしです。次回アンヌ王妃リベンジなるか!?
セリフ
「ロンドン塔にて。あなたのミレディー。」(byミレディー)
◇リシュリューさんへの手紙の締めくくりにこんな言葉が!!曲がりなりにも(オイ)若い女性からこんな風に言われちゃ、さすがのリシュリューさんでもメロメロですかね〜。ふふふ。
登場人物とか
- オレイリー・・・ロンドン一の腕前を持つ細工師。ちょっとインテリ風の、人の良さそうな人物。よく見ると小柄。
- ジェーン・・・オレイリーの妻。オレイリーとはラブラブらしい。(笑)
- 兵士・・・ミレディーの死体を運んだ3人のうちの1人で、ミレディーの死体袋の口を閉めた人。ミレディーの表情を見てぞっとする。フランソワ似でした(←プチ情報)。
- マスクしたリシュリューさん*・・・ボナシューに会いにお忍びでやってきた時、黒いマスクを着けてました。おそらく最初で最後。
次回予告
- バッキンガム:
- 人々の思惑と陰謀によって、アンヌ王妃の首飾りは次々とその身を弄ばれていく。その姿に、王妃の面影を重ねてしまうのは、私の恋心のなせるわざであろうか…。
- ダルタニャン:
- バッキンガム様、首飾りは必ず僕が取り戻します!ご安心を!
- バッキンガム:
- うむ、ダルタニャン。舞踏会は明日だ。最後まで諦めずに戦おう!
- ダルタニャン:
- はい!
- バッキンガム:
- 次回、アニメ三銃士。
- ダルタニャン:
- 「ミレディーの逆襲」
みんな、また会おう!
24話・ミレディーの逆襲
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あらすじ
ペペによって持ち去られたダイヤの首飾りは、ミレディーの手に渡ってしまった。首飾りを川に投げたミレディーだったが、間一髪駆けつけたロシナンテが川にもぐり、取り戻すことができた。それでも諦めようとしないミレディーは、ダルタニャンの命を狙って短剣を向けたり、鞭を振るったり、更には催眠術をかけたりしてくるのだった。ダルタニャンが正気を失いかけた時、バッキンガム公が駆けつける。するとミレディーは川へ飛び込み、そのまま姿をくらましてしまった。
一方、ボナシューの行方は依然としてわからないままだった。トレビルの調査により、ボナシューが無実の罪で捕まっていると知ったアンヌ王妃は、自分の力でボナシューを救ってみようと決心する。ジャンは、ボナシューがローシュフォールの邸に捕らえられている事を突き止め、三銃士と共に乗り込もうとしたが、トレビルに止められてしまう。それがアンヌの命令だと知ったジャンは、ますます不機嫌に。しかしその直後、アンヌはルイ13世を味方につけることで見事リシュリューの鼻を明かし、ボナシューは無事釈放されたのだった。
ダルタニャンはダイヤを携えてフランスへの帰路についた。しかしダルタニャンの乗った船にはミレディーが潜んでいたのだった。
◇今回もミレディーさん大活躍!泳ぎの方もかなりの腕前だということがわかりました。ちなみに、今回も目で催眠術かけてました。(未遂でしたが)
さて、ちょっぴり気になったことですが、ペペとロシナンテの事を、ダルとミレディーがお互いに「ミレディーの猿」「ダルタニャンの馬」って呼んでるのが、名前を知っている私たちからみるとちょっと滑稽な感じがしますね〜。いや、そう呼ぶのはアタリマエなんですけど。
しかし、船の中でいち早くペペに気づいたロシナンテでしたが、単なる暴れ馬と誤解されちゃってかわいそうでした。ぺぺくらい要領がよくないと動物なんてやっちゃあいられませんね。(笑)
シーン
王妃の奮起(何気にアンヌ王妃特集です)
- アンヌ:「元はと言えば、私がバッキンガム様に首飾りを渡してしまったのがいけなかったのです。」
- コンスタンス:「でも、あの時はああするより他には…。」
- アンヌ:「そのためにダルタニャンは元より、ボナシューにまで迷惑をかけてしまって…。二人ともコンスタンスの大事な人だというのに…。」
- コンスタンス:「王妃様…。」
- アンヌ:「安心おし。今度は私があのリシュリューの鼻をあかして見せます。それより、ジャンのことが心配です。早まったことをしないように、あの子を止めておくれ。」
◇なんとも殊勝な王妃様の態度ではありませんか!原作のアンヌ王妃に爪の垢でも煎じて飲ませたいわ。そして半分は責任のあるバッキンさんにも、この10分の1くらいは悩んでいただきたいものです。(笑)
王妃の信用
- トレビル:「王妃様のご命令だ。勝手なマネは許さんぞ。」
- ジャン:「ホントかい、コンスタンス?」
- コンスタンス:「ええ。王妃様は、事が大袈裟になるのをとてもご心配なさっているのよ。」
- ジャン:「もう大事になってるじゃないか!コンスタンスはさ、親方のことが心配じゃないのかよ!?」
- コンスタンス:「心配よ!」
- ジャン:「だったらどうして!?」
- アトス:「早くしないと、手遅れになってしまうかもしれん。」
- コンスタンス:「王妃様が、必ず何とかして下さいます。」
- ジャン:「とてもそうは思えないんだけどな。(三銃士の方を振り返り)だからおいらはみんなに頼んだんじゃないか!」
- コンスタンス:「私は、王妃様を信じています。だから、皆さんも早まったことをしないで下さい。」
◇ジャンの王妃への不信は強まるばかり。しかしコンスのアンヌ王妃への想いは深いです。ええ、おそらくダルに対するよりも。(笑)
王妃のリベンジ(長い…)
- アンヌ:「わたくしの仕立屋を捕らえたのは、陛下のご命令でしょうか?」
- ルイ:「それはどういうことだ。私は知らんぞ。」
- アンヌ:「そこにいるリシュリュー殿が、仕立屋ボナシューを逮捕したのです。」
- ルイ:「それで?」
- アンヌ:「ボナシューが逮捕されたのでは、わたくしが舞踏会に着ていくドレスが間に合いませぬ。という事は、舞踏会に出なくてもよろしいと言う事でございますね?」
- ルイ:「いや、それは困る。舞踏会には是非出てもらわなければならぬ。」
- アンヌ:「では、今すぐボナシューを釈放してください。」
- ルイ:「リシュリュー、王妃が今申したことは真か?」
- リシュリュー:「いや…あ、は、はい。」
- ルイ:「何の罪で捕らえたのだ。」
- リシュリュー:「い、いえ、本人が罪を犯した訳ではございませんが、イギリスの回し者を捕らえるためには、どうしてもボナシューの証言が必要だったものですから…。」
- ルイ:「回し者を捕らえる手だては他にもあるだろう。今すぐボナシューを釈放致せ。」
- リシュリュー:「しかし!」
- ルイ:「これは国王命令だ。」
- リシュリュー:「いや…は、は!かしこまりました。」
◇いやあ、これでなんとかジャンの信用も回復できてよかったよかった。
さて、以上の事をふまえますと、新たに次のような図式が浮かんできます。
コンスタンス ―♥→ アンヌ王妃 ←♥― ルイ13世
ジャン ―♥→ ボナシュー
…変な方向に妄想力が発達しててホントスイマセン…。
セリフ
「ふん!捕まるくらいなら、死んだほうがマシさ!私は、永遠に自由な女なのだから!!」(byミレディー)
◇素晴らしくカンロクのあるお言葉です。まだ23歳のうら若きヲトメのハズなんですけど。(笑)
登場人物とか
- ネルソン船長・・・(+船員たち)イギリスからフランスへ向かうのにダルが乗った船の船長。ロシナンテに料理をダメにされて少々ご機嫌斜め。
- ローシュフォール邸の屋根裏*・・・ボナシューさんが捕らえられ、鞭を振るわれた場所、7話でアラミスが捕らえられたとこと一緒でした。拷問部屋?(笑)
- ミレディーの鞭*・・・あれ?初登場ですよね?(聞くな)
愛のツッコミ
- ダルさんの投石で弾き飛ばされたミレディーさんの拳銃が地面に転がって弾が発射される
シーン。銃は引き金を引かないと弾が発射されないはずなんですが。(byノリマキさん)
次回予告
- ダルタニャン:
- 海神ネプチューンの怒りか、僕たちの乗った船に嵐が迫る。ところが、荒れた海を沈めるおまじないで、コピーを海に投げ捨てるっていうんだ。
- コピー:
- ギャーギャー。
- ダルタニャン:
- 落ち着けコピー!そんなひどい事は絶対に僕がさせないぞ。
- コピー:
- アー、みれでぃー、みれでぃー。
- ダルタニャン:
- え、ミレディー!?ミレディーがこの船に乗ってるんだって!?
- コピー:
- ジカイ、あにめサンジュウシ。
- ダルタニャン:
- 「ドーバーの嵐」
みんな、また会おう!
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