次回予告
- ポルトス:
- ミレディーは逮捕できたし、これでコンスタンスの意識が戻ればバンバンザイだな。
- アトス:
- 待て待て、そう簡単にはいかんぞ。
- ポルトス:
- なんでだ?
- アトス:
- ミレディーの後ろにはリシュリューがいるってことだ。一筋縄ではいかん。
- ポルトス:
- ふむ…しぶとい女だからなァ。
- アラミス:
- そして、海の向こうイギリスから悲しい知らせが。
- アトス&
ポルトス: - なに!?
- アラミス:
- 次回、アニメ三銃士「バッキンガム暗殺」
どうにか一命を取り留めたダルタニャンとコンスタンス。ダルタニャンはすぐに動けるまでになるが、コンスタンスの意識は戻らない。
この事故がミレディーの仕業だと知ったダルタニャンは、トレビルのもとへ駆け込み、ミレディーを逮捕させて欲しいと頼むが、銃士隊の立場ではできないと却下される。ダルタニャンは、コンスタンスのことをアンヌ王妃に伝えるために、トレビルについてルーブルへ出かける。
ボナシュー家にはまじない師と自称する老婆が訪ねてくる。その正体はミレディーだった。ミレディーはボナシューやジャンを信用させ、コンスタンスを治すにはノートルダムの魔除けの像についている苔を煎じて飲ませればよい、しかしコンスタンスと一緒に怪我をした者が採りに行かなければ効き目はないと告げる。
ジャンは三銃士に会ってダルタニャンの居所を聞き出し、ルーブルへ向かう。ジャンからまじない師の言葉を聞いたダルタニャンは、お安い御用だとばかりに早速ノートルダムへ。ダルタニャンがノートルダムをよじ登るとそこにはミレディーが待ち構えていた。
銃を向けられ絶体絶命のダルタニャン。そこへ三銃士が駆けつけ、ポルトスが鐘を鳴らす。耳を塞いだミレディーから銃を取り上げたダルタニャンは形勢逆転。ミレディーは上へと逃げ出す。追いつめたと思った時、ミレディーはハングライダーで飛び立った。ダルタニャンは咄嗟にハングライダーに飛びつくが、もみ合っているうちに川に落下する。2人が岸に辿り着くと、三銃士とジャンが待ち構えていた。囲まれたミレディーはがっくりと膝をつくのだった。
◇今回のミレディーさん扮する老婆は前にも増してパワーアップ。目は青色に光るわ、犬は逃げ出すわ。しかも、なんか祭壇みたいな道具まで用意してました。
さて今回も恒例のツッコミに行きたいと思います。ダルタニャン、もっと上まで階段があったんだから、わざわざよじ登らなくてもギリギリまで階段を使えばよかったんだと思うぞ!!…ところで、結局出てこなかったんですが、魔除けの像ってノートルダムのどこにあったんでしょう?
◇2人が事故に遭ってからとりあえず一晩は経ってるんですけど…。妙にのんびりした会話で笑えます。
◇おお、ここに銃士隊と護衛隊の役割がはっきりと述べられておりました。実際もこうだったのかな〜?
◇なーんとなく説得力があるのはなぜだろう…。(笑)
この老婆の変装グッズはとにかく大活躍。どう見てもミレディーさんには見えません。
◇なんてポルトスは言っちゃってますが、実は、実際に役立ったのは、階段を最後まで上らずに途中で鐘を鳴らしたポルトスだけだったんですよね…。
階段を必死に上り下りしたアトスとアラミスは、自分たちが体力を無駄に消費しただけだったということに気付いているでしょうか。(笑)
「泣かせるねぇ…。コンスタンスの為ならば、例え火の中水の中かい?」(byミレディー)
◇ちょっとヤキモチに聞こえるのは私だけ?(笑)
いや、本気でダルタニャンを殺そうとしているのはわかるんだけど、やっぱり、どこかで生きててホッとしている部分もミレディーさんにはあったんじゃないかなーと。(妄想)
やっとのことでミレディーを捕らえたダルタニャンと三銃士。しかしミレディーはリシュリューの書付を所持していたため、無罪放免となってしまう。ダルタニャンは悔しさに三銃士に当たり散らすのだった。
コンスタンスの意識は依然として戻らない。この状態が続くと長くはないと医者に宣告され、思わず駆け出すダルタニャン。向かった先はリシュリューの邸だった。
その頃、リシュリューと面会中だったミレディーは、一先ずダルタニャンはあきらめて、まずはバッキンガム公から始末すると言い残して部屋を出て行く。ミレディーが出て行くと同時にダルタニャンがリシュリューの前に通される。ミレディーから書付を取り上げて欲しいと申し出るダルタニャンに、リシュリューは、イギリス人であるミレディーのことはイギリスの国王に頼めばよいと言い放つ。
数日後、アンヌ王妃に呼び出されたダルタニャンは、バッキンガム公の従者パトリックと引き合わされる。パトリックは、バッキンガム公の死を伝えに来たのだった。アンヌ王妃のお使いと偽って訪ねてきた女に刺されたのだと言って、パトリックがダルタニャンに見せた短剣はミレディーのものだった。パトリックは、イギリス国王チャールズ1世によるミレディーの処刑命令書を持っていた。ダルタニャンはミレディー探しを引き受けることにする。
ミレディーを探してパリ中を訪ね歩くダルタニャンと三銃士だったが、なかなかミレディーの足跡をつかむことができない。ジャンがリシュリュー邸を見張っていると、ついにぺぺが現れる。コピーとロシナンテの追跡により、ダルタニャンは森の中の寂びれた修道院に、ミレディーの姿を見つけ出したのだった。
窮地に陥ったミレディーは火薬玉を取り出し、点火させる。修道院は爆風に崩れるが、ダルタニャンはミレディーを庇いながら暖炉に逃げ込み無事だった。いよいよ対峙の時を迎える2人。
◇うーん全体的に重いですね、久々に。コンスタンスの意識は戻らないし、バッキンは殺されちゃうし。ダルタニャンは八つ当たりだし。(笑)
そしてついにミレディーさんがリシュリューさんから潮時宣言されてしまいました!まあ、ダルからめっちゃ逃げてますもんね、ミレディー。
しっかし、なんでダルタニャンは、手に取りもしないでミレディーの短剣がすぐにわかるんだろ?(愛かしら。笑)っていうかそもそも短剣って人によって違うモノなんですかね?うーん、ミレディーの短剣ネタで3本くらい4コマ漫画描けそう…。
◇じゃあ何のためなんだろう〜?この辺、もう少し掘り下げてくれればなァ。
◇いつの間に5日も経ったんだろう、と思ってたんですが、前回のノートルダムの一件から、ミレディーが釈放され、イギリスへ向かうところまで、全部事故の翌日の話だったんですよね。その夜ダルタニャンがリシュリューさんとこに押しかけて、その帰りに教会に寄って、そのまま朝になる、と。
ここから空白の数日間があって、その間にバッキンが暗殺され、フランスにパトリック殿が来る、と。それが5日目のこと。
コンスタンスがこのまま意識が戻らないと長くはない、って言われたのが事故の翌日の夜だったから、それからずっと意識が戻ってないんですね。…それ、ヤバいんじゃない?
◇結局、何でバッキンは殺されるハメになったんでしたっけ?
これって完全にミレディーの私怨ですよね。リシュリューさんは確か命令してないし。リシュリューさんにしてみたら、バッキンが生きてる方が何かと利用できそうですしね。でもリシュリューさんはちゃんとミレディーさんに、バッキン暗殺の褒賞金出してたし…。
そろそろリシュリューさんの手には負えなくなってきたってことでしょうか。だから潮時宣言?(何か頭がこんがらがってきた)
「そのうちっていつの事さ!…え!?いつの事!?」(byダルタニャン)
◇この回と言ったらこのセリフ。めちゃめちゃ八つ当たってますダルタニャン。
「何度数えても金貨の手触りはいいねえ。」(byミレディー)
◇どうでもいいけどなんかこの日本語、微妙に変じゃないですかね?(笑)
※確認しましたら、アラミス:もともとかぶっていた→かぶってない場面が1回、ダルタニャン:もともとかぶってなかった→かぶってる場面が1回、でした。(by管理人)
崩れ落ちる修道院で、ついにミレディーを捕らえたダルタニャン。そこへジャンが三銃士とパトリックを連れてくる。パトリックはダルタニャンに、ミレディーの処刑を引き受けて欲しいと頼む。複雑な思いを抱きながらも承諾するダルタニャン。ミレディーは、ダルタニャン一人の手で処刑して欲しいと願い出る。
川の向こうの静かな林で処刑が執行されることになり、ミレディーと2人小舟に乗り込むダルタニャン。林に辿り着くと、ミレディーは自分の身の上話を語り始める。
イングランドの田舎で生まれたミレディーは、生まれてすぐ修道院へ預けられ、まもなく天涯孤独となった。修道院で働きながら暮らしていたある日、若い修道士に誘われるがままに修道院を飛び出すが、すぐに捕まり、肩に十字架の烙印を押されてしまう。その烙印のせいで世間からつまはじきされるようになったミレディーは、魔法やまじないを習うようになり、やがてリシュリューに利用されるようになった…。そんな内容だった。
話し終え頭を垂れるミレディーに、ダルタニャンは剣をかざした。次の瞬間ダルタニャンの剣が切り落としたのはミレディーの髪の毛だった。ダルタニャンはミレディーを追いやり逃がしてしまう。
仲間の元に戻ったダルタニャン。処刑を済ませた証拠にとパトリックにミレディーの髪の毛を手渡す。アトスは、そんなダルタニャンのふとした表情の翳りを見逃さなかったが、そのことには触れようとしなかった。帰途に着く一同。夜が明けようとしていた。
ダルタニャンとジャンが帰宅するとボナシューが慌てて2人を迎えに来る。コンスタンスの意識が戻ったと聞いて部屋に駆け込んだ2人は、コンスタンスの様子がおかしいことに気づく。コンスタンスの記憶が失われていたのだった。
翌日、トレビル邸にいたダルタニャンの元に、リシュリューの逮捕状を携えたローシュフォールがやってくる。リシュリューと対面するダルタニャン。ミレディーが処刑されたことを知らなかったリシュリューだったが、ダルタニャンの口からその事実を聞くと立腹する。監獄へ入れると言い出すリシュリューに、ダルタニャンはミレディーの所持していた書付を取り出したため、即座に釈放されたのだった。
◇いやあ、しんみりしますね。
今回はやはりミレディーさんですよね〜。あの処刑までの道のりで見せたミレディーさんの憂いたっぷりの表情にはもうホントクラクラしました。そしてダル。ああ、やっぱりねえ…(笑)。あそこまでミレディーに語られちゃうと、ダルも逃がさないわけにはいかないだろうからねえ…。好感度UPのために(笑)。
コンスのこともあるし、まあダルよ、これからの苦悩Daysを頑張って乗り切ってくれたまえ。
◇誰もがわかっていたのに、ねえ。(笑)
◇今回だけはミレディーさんに肩入れしてやりたいとこだけど…。でもやっぱダメだ!…おいおい姐さん、そんなにくっつくんじゃないよ。
◇甘々だよダル。まあ、そこがいいんだけどね(さいですか←一人ツッコミ)。いやあ、このシーンのダルがもうかっちょよくてね…。(そればっか)
◇ミレディーの処刑を経て、一皮むけたような感じのダルタニャンです。
いやあ、この時のダルタニャンがもうキャワユくてね…。(そればっか)今回、作画が綺麗ですからね〜。
「待て。ここは神に祈りを捧げる修道院だ。神聖な神のお住まいを、血で汚すわけにはいかない。」(byアラミス)
◇このセリフをアラミスに言わせるあたりがね。ニヤリとしますね。
「僕はダルタニャンだ。名前くらい覚えているだろう?変わった名前だからね。」(byダルタニャン)
◇あっ、自覚してるんだ(笑)。ホント私も小学生の時初めてこの名前を目にした瞬間、変な名前だと思ったもん。(日本語の響きが)
「それじゃ。」(byダルタニャン)
◇最後の、リシュリューの前から退出する時にローの肩にポンと手を置いて言ったセリフなんですが、なんかすんごいツボでした。
コンスタンスが記憶をなくしてから半年後。未だ記憶が戻らないコンスタンスに多少の焦りを感じながら、ダルタニャンは何とかコンスタンスの記憶を取り戻そうとあの手この手を尽くしていた。
ある日2人は、鉄の仮面をつけた男が馬車を襲う場面に遭遇する。ダルタニャンが仮面の男を追いかけている間に、コンスタンスは街外れでマスクをつけた女性に出会う。それはミレディーだった。ハッとしたミレディーは思わずコンスタンスの名前をつぶやいてしまうが、コンスタンスにはわからない。そこへやってきたのは、先ほどの仮面の男・鉄仮面だった。鉄仮面はミレディーと共に馬車に乗り去っていった。
数日後、パリの街は塩不足に悩まされていた。鉄仮面がパリ中の倉庫から塩を盗み出してしまったという専らの噂だった。市民たちの暴動を危惧する国王ルイ13世に、リシュリューはノルマンディーから塩商人のマンソンという男を呼び寄せたと報告する。
一方、国王の命令のもと、銃士隊も鉄仮面捜索を開始することになった。先日鉄仮面と仲間の女性に遭遇したというコンスタンスの話から、ダルタニャンは鉄仮面と一緒だった女性がミレディーかもしれないという疑いを抱くが、三銃士に告白できずにいた。
その夜、サン・トノレの宝石商の家に鉄仮面が現れたと聞き、ダルタニャンが駆けつけると、宝石商の家は炎に包まれていた。宝石を手に去って行く鉄仮面を見送りながら、必ず自分の手で捕まえてやると心に誓うダルタニャンだった。
◇いよいよ後半の話の鍵を握る鉄仮面が登場いたしました。しかもミレディーさん同伴だし。前回見せたミレディーさんのあの憂いある表情はなんだったんだ…。
さて、それにしても今回のコンスに対するダルの態度はいただけません。まさかあのダルが、コンスを追いつめた末に泣かせてしまうとはねえ…。しかも「死んだほうがまし」とまで言わせてしまうとは。なんてことなんてこと!ダル、焦りすぎだっつの。っていうか、半年も経ってるんだから、過去の記憶にばかり執着してるのはどうなんだ。
しかし個人的には、今回絵的にお気に入りシーンが多いんですよね〜。ダル&コンスの初対面のエピソードをダルが再現するシーンとか、鉄仮面を追いかけるダルの姿とか。鉄仮面に遭遇したとたんパッと仕事の顔になるとこや、いなくなったコンスを心配して探しにいく場面とかもまあよかったです。(全てダルがらみかい)
◇ミレディー&鉄仮面との衝撃の出会い。ミレディーが驚いたのは、自分が見られたことに対してか、コンスタンスが生きていたことに対してか、どっちなんでしょうね?しかしコンスって、本来はこういう性格なんだね。(笑)
◇ここまで問い詰められてもしらばっくれるダルタニャン。バレバレですが(笑)。普段嘘をつき慣れていない分、痛々しくもあり。まあ、この時はまだミレディーと確信してたわけじゃないから、仕方なかったのかもしれませんが。
アトスもここで「私にはわかっている(←例のセリフ)」とかなんとか言ってあげればいいのに。ホーント、人が悪いな〜。(後で自分でも言ってましたけど)
「さあ、パリの野郎ども!塩を運んできてやったぞ!どいつもこいつも塩気のない面しておるわい。こりゃあ大儲けができそうだ!わっはっはっは…!」(byマンソン)
◇第一声がコレですよ。どこから見ても悪人じゃないですかこのおっさん。