次回予告
- マルト:
- 旦那様!この家を手放すなんて本気でございますか?
- ボナシュー:
- たとえ鉄仮面に盗まれたとはいえ、お客様に預かった大切な宝石を無くしてしまったのだ。少しでも弁償しなくてはな。
- マルト:
- せっかくここまでにしたお店を…。旦那様おかわいそうに…。
- ボナシュー:
- 次回、アニメ三銃士「鉄仮面を逮捕せよ」
- マルト:
- ダルタニャン!三銃士の皆さん!お願いしますよ!
パリで一番人気を誇る女優、ナナ・ベルナールが服の注文をしにボナシューを訪ねてきた。体に触れることなく寸法をとれるというボナシューの腕を見込み、ナナは、彼女の所有する本物の宝石類を服に縫い付けて欲しいと頼む。最近パリを荒らしまわる鉄仮面の目を欺くためだと言う。
ナナが芝居の招待状を置いていったため、その晩ダルタニャンとコンスタンスはナナの芝居を見に行くことにした。その桟敷席に2人が目にしたのは、塩商人のマンソンと、コンスタンスが先日会ったマスクをした女性だった。ダルタニャンはその女性がミレディーなのではないかと勘ぐる。
芝居の最中、ミレディーは席を抜け出しナナの楽屋へ向かう。芝居を終えたナナが戻ってくると、ミレディーは、マンソンがナナへダイヤを贈りたがっていると切り出す。ミレディーに心を許したナナは、今身に着けている宝石のうち、本物はダイヤの指輪だけであること、またその他の宝石は全て服に縫いつけるようボナシューに注文していることを打ち明けてしまう。その時、ミレディーの姿が見えなくなったことを不審に思ったダルタニャンが、ナナの楽屋を訪ねて来るが、ナナはミレディーを匿って逃がしてしまう。
数日後、ナナの舞台に鉄仮面が現れた。鉄仮面はナナの指輪だけを抜き取り逃げ去る。知らせを受けたダルタニャンと三銃士は鉄仮面を追いかけるが、あっさり逃げられてしまう。実はそれはミレディーが扮した偽の鉄仮面だった。
本物の鉄仮面はナナの宝石を狙ってボナシュー家に現れていた。コンスタンスはナナの服を持って屋根の上に逃げたが、鉄仮面に力任せに服を奪われ、その衝撃で屋根から転落し、またもや意識を失ってしまう。ナナから事情を聞いたダルタニャンたちもボナシュー家に駆けつけたが、鉄仮面は既に逃げ去った後だった。ダルタニャンは、鉄仮面の後ろにはっきりとミレディーの影を感じ取ったのだった。
◇もう踏んだり蹴ったりですね。コンスは屋根から落ちるわ、ドレス(宝石)は奪われるわ。コンスタンス、屋根の上に逃げたのは間違いだったな!
今回は女性陣に見とれましたよ〜。ナナといい、ミレディーさんといい。ミレディーさんは髪が短くなってからまた一段とお美しくなられたようで。(笑)とにかくお二人をデジカメに撮りまくりました。あ、もちろんダルもね。(アンタはカメラ小僧か)
そして超ワタクシ事ですが、リアルタイムで見逃した回、第2弾であります。確かその日は風邪で寝込んでて、隣の部屋からかすかに聞こえるテレビの音(姉と妹と祖母がアニ三鑑賞中)に、やるせない思いで聞き耳を立てておりました。おそらく起きるくらいの気力はあったんですが、ずっと寝てたくせにその時だけ起きるのも不自然だ、私のアニ三狂がバレるじゃないか、と変な気を使ってしまってね…。(遠い目)そして後日またしてもあらすじを妹に語らせた記憶アリ。それから10年後、ビデオをようやく探し当てて初めてこの回を見た時の感動は忘れません。(笑)
◇マルト、あっさりダルタニャンにコンスタンスとのデート権を譲ってしまいました!以前(7話)はコンスタンスの隣に居させるのも許さなかったのに!(笑)ダルタニャンとマルトのコンスタンス争奪戦はマルトの譲歩によりここに終結したのでありました☆(オイ)
◇ダルタニャンもオトナになったんだね…(ホロリ)。…バカにされまくりのボケツ掘りまくりだけど。
しかし以前は、このシーンのアトスってばなんて意地悪なんだ、と思ってましたけど、今回改めて見たら、言動の端々にダルタニャンを庇ってやろうという父性愛が感じられました…♥(父性愛って言うな)とことんダルタニャンの嘘に付き合ってやろう、っていう感じ?
「私の事をしつこく追い回している田舎者の銃士なの。いないと言って下さらない?」(byミレディー)
◇このセリフは秀逸ですね。ミレディーさんに3,000点!
「わー!(必死)コンスタンス様に手を出させるもんか!お嬢様はまだ嫁入り前の可愛い娘さんで、とても大人しくて、優しくて、私には親切この上もなく…(あっさり鉄仮面に押しのけられる)うわああぁ〜!!」(byマルト)
◇マルトはやっぱりコンスタンスにメロメロです(微笑)。
鉄仮面からナナ・ベルナールの宝石を守ろうとしたために、屋根から転落したコンスタンスだったが、まもなく意識を取り戻した。その上、頭を打った衝撃で幸いにも失われた記憶が戻っていたのだった。大喜びのダルタニャンとジャンだった。
鉄仮面捜査にあたっていた銃士隊は、マンソンが鉄仮面の一味ではないかという疑いを持ち始める。 しかしそんな折、マンソンがリシュリューを訪ねてきて、城門の役人に化けた鉄仮面に通行税を脅し取られたと訴えたため、マンソンが鉄仮面と通じているという疑いは打ち消されてしまった。
一方、ナナが宝石の弁償を求めてボナシューを訪ねて来ていた。ボナシューは出来るだけの償いをすると答え、家と店の権利、そして長年のお得意先を同業者に売ることに決める。そのため、ボナシューたちは近々住み慣れた家から立ち退かなければならなくなった。話し合いの結果、コンスタンスは宮廷に戻ってアンヌ王妃に再び仕えることにし、コンスタンスの代わりに、ダルタニャンとジャンが次の家に置いてもらえることになった。
いよいよ家を立ち去る日がやってきた。母親の思い出がつまった我が家を名残惜しむコンスタンスに、ダルタニャンはいつかきっと買い戻すと約束する。こうして、ボナシューとコンスタンス、ダルタニャンとジャンは、マルトに別れを告げ、引越し先の家に向かったのだった。
◇一難去ってまた一難。コンスタンスの記憶は、再び頭を打つというありがちなパターンで戻りましたが、まあダルタニャンの言う通り結果良ければどうでもいいですね、ええ。今回唯一の明るい話題ですしね。なんたって、コレに留まらず、ボナシュー家にはこの後次々と不幸が降りかかるんですからね〜。ふふふ…。(←ヒトの不幸を喜ぶ典型的な人種)
◇結局これは全部芝居だったんですよね〜。ナナ・ベルナールもびっくりの演技力ですわお二人さん。
◇このシーンは直前がまあカユイけど(笑)好きですね。ジャンの反応とか。ダルタニャンの締めのセリフとか。しっかし、ジャンていろいろ気を使ってオトナだなあ。(感心)
「例え10分の1でも100分の1でも償いをしなければ、私の気が済まんのだ。お客様に迷惑を掛けてしまったんだからな。」(byボナシュー)
◇見よこの責任感を!(感動)原作ボナシューさんの影も形も見当たりませんね。まったく。
住み慣れた家を出て、貧しい人々の住む界隈へ引越してきたボナシューたち。隣には少女コレットとその両親が住んでいたが、親子のもとには高利貸しが毎日取り立てにやってきていた。
宮殿に戻るというコンスタンスを送って行きながら、ダルタニャンは、ミレディーを処刑できなかったこと、そしてそのミレディーがマスクの女となって、鉄仮面と行動を共にしているという推測を、コンスタンスに打ち明ける。
躍起になったダルタニャンは、マンソンが必ずミレディーと連絡を取るだろうと考え、ジャンにマンソン邸を張り込ませた。ミレディーが現れたと聞いてマンソンの邸に駆けつけたダルタニャンは、マンソンと共に回廊を歩いていた女性をミレディーだと思い込み、2人の前に飛び出して女性のつけていたマスクを切り払った。しかしその女性はミレディーとはまったくの別人だった。いち早くダルタニャンたちの張り込みに気づいたミレディーが、その女性と入れ替わっていたのだった。
その一件が後日リシュリューの口から国王ルイ13世の耳に入ってしまったため、ダルタニャンは正式の処分が出るまでトレビルから謹慎を言い渡されてしまう。謹慎の監督を命じられたアトスに、ダルタニャンは意を決してミレディーを処刑しなかったことを切り出そうとすると、アトスはすでに察していたと言い、ダルタニャンを慰め励ましたのだった。
鉄仮面は貧民街へ出没し、人々に金を投げ与えるようになっていた。そのためジャンは鉄仮面は捕まえない方がいいと言い出し、ダルタニャンと意見が対立する。そこへ、高利貸しの男バスコムに、借金の形に連れて行かれようとしていたコレットが逃げ込んできた。コレットを庇うジャンとダルタニャンだったが、代わりに借金を払えと言われなす術がない。
その時、鉄仮面が現れた。ジャンが呼び止め事情を話すと、鉄仮面はバスコムへ金を投げ、コレットは解放される。そこへダルタニャンが飛び出していき鉄仮面を追いかけようとするが、コレットを始めとする貧しい人々が鉄仮面を庇い、道を塞いでしまう。「みんなで盗賊を庇うなんて、世の中間違っている…。」ダルタニャンはがっくりと膝を落としたのだった。
◇この回でいよいよマンソンが鉄仮面の一味である事が視聴者に明かされたわけです。まあ、初登場時のあの悪者っぷりで誰もが察していたでしょうけどね。(笑)
そして、ついにダルタニャンがミレディーが生きてる事を周りに打ち明け始めたわけですが、バカのつく正直者にとってはやはり隠してるのはつら過ぎたか。それにしてもダルの苦悩する場面っていうのは個人的に元気付けられます。(オイ!)大失態を犯すわ、パリ市民に反発されるわで、今回はダルタニャンにとってつくづく試練の回でありました。
◇「人の命を奪う事はできなかった」て…アンタ、銃士でしょうが。と誰もが思わず突っ込みたくなる、ダルの実にらしからぬ発言です。まあ、エネッチケー(byミノネツ語録)仕様ダルですから仕方ないですけどね。
いずれにせよこのシーンはダルコン派としてはやっぱ押さえとかないとね〜。(なんだかんだで好きらしい)ダルの苦悩っぷりも申し分ないし。(←鬼のよう)
◇まったくだよ!と以前はアトスさんに突っ込まずにはいられませんでしたが、今回改めて見ましたら、アトスの優しさが窺われましてやっぱアトスはダルタニャンが好きなんだなあと(笑)。最近アトスさん見直しキャンペーン中なんでワタクシ。
「だってそうだろ?高い税金を取るだけ取って、その日の暮らしにも困るような貧乏人に何もしてくれないじゃないか!御上は泥棒よりひどいや。…貧しい人たちが鉄仮面を捕まえて欲しくないと思うのは当たり前だろ?」(byジャン)
◇王侯貴族に対する感情は相変わらずのジャンですが、この反論する余地のない正論にあくまで反論できるダルタニャンって、ある意味本当に「正義」のヒトかも。
「ありがとう、鉄仮面さん。」(byジャン)
◇コレットと手と手を取り合ってジャンがこんなセリフを言っちゃう様子は、どこかのヒーロー物の一場面を見ているようでした。うーん、鉄仮面か…。確かにヒーローに見えなくもないなあ。(←すっかり騙されてる)
未だ謹慎中のダルタニャンは、鉄仮面を取り逃がした事でふてくされ、意地を張って食事も取ろうとしない有様だった。
一方、鉄仮面を捕らえられず焦りを感じていたリシュリューの元に、ミレディーが現れる。ミレディーが生きていた事に驚くリシュリュー。ミレディーは鉄仮面を捕らえる方法として、園遊会を催せば、招かれた貴族たちの宝石類を狙って鉄仮面が現れるだろうと提案。リシュリューはその計画に乗ることにする。
園遊会の承諾を得るため、リシュリューは国王ルイ13世のもとを訪れる。そこへトレビルがダルタニャンの処分の報告にやってきたが、リシュリューが横から口をはさんだため、ダルタニャンを銃士隊から除名するという処分に決定してしまう。トレビルの命でダルタニャンを迎えに行く三銃士。謹慎が解かれると聞いて大喜びのダルタニャンを待っていたのは、銃士隊クビ宣告だった。
ショックのあまり三銃士の慰めにも耳を貸さず、街へ飛び出しやみくもにロシナンテを走らせるダルタニャン。マンソン邸の前に差し掛かり、意気込んで邸内に乗り込もうとするが、そこへジャンが駆けつけ、鉄仮面がポン・ヌフに現れたと伝える。
ポン・ヌフでは、鉄仮面が市民たちを前に演説をしていた。自分は世直しにやってきた神の使者だと告げ、リシュリューの催す園遊会に必ず現れると宣言。駆けつけた護衛隊士たちが次々に鉄仮面に襲いかかるが、片っ端からセーヌ川へ落とされる。最後に現れたのがダルタニャンだった。ほぼ互角に剣を交えながら、最後には鉄仮面の剣を払い落とし優位に立ったダルタニャンだが、すんでの所でローシュフォールの邪魔が入り、鉄仮面を取り逃がしてしまったのだった。
◇今回は巷でなかなか人気のある回なんですよ〜。何と言っても全体的に絵柄がカワユイのですよね。
今回は鉄仮面とのチャンバラシーンが見どころですかね。ジュサック…弱っ!一瞬で消えましたからね。曲がりなりにも護衛隊長なのに〜!でも平泳ぎしてる姿がよかったです。(そうですか)ローが強いのか弱いのかという謎は、うまいこと明かされませんでしたね〜。
そして、鉄仮面とダルタニャンの初の直接対決…ありえなさ満載です(笑)。さすが超人間同士。まあ、川に落ちたはずのローがポン・ヌフを登ってきてダルの脚を掴むのもありえないけど。でも鉄仮面が剣を抜く時にダルタニャンの姿が映るなんてとこが私的にはヒットでありました♪
◇理想論と現実論てとこでしょうか。子供相手に本気で怒るダルタニャン、そしてそれを軽くあしらうコレットとジャン…やるな(笑)。いやあ、コレットはホント大物だわ〜。初めてこのシーンを見たとき衝撃を覚えましたもん。
◇初めてこのシーンを見た時ゾクゾクしたもんです。リシュリューさんの驚く顔がまた恐怖感を誘ってねえ…。というわけで、アニ三「三大恐怖シーン」の一つに認定します。(勝手に)
◇しっかし隊長、わざわざリシュリューさんがいる時にダルタニャンの処分を陛下に伝えなくても良かったんじゃないかな〜。リシュリューさんがいないとこで報告したらもう少し軽い処分で済んだかもしれないのに。いやあ、ダルを銃士隊クビへと持っていくリシュリューさんの話術はホントに巧みだったわ。
「何用とはご挨拶。わたくしはバッキンガム公を仕留めたご褒美をまだ頂戴いたしておりませぬ。」(byミレディー)
◇いや、30話でご褒美のお金もらってたじゃん、ミレディーさん!二重徴収?(笑)それとも半年も経ったから忘れちゃったの?
「もう僕は銃士でもなんでもないのだ。隊長の命令に従わなくてもいい。自由なんだ。…自由なパリの一市民として、マンソンをとっちめて、鉄仮面の居場所を白状させてやる!」(byダルタニャン)
◇ダルタニャンってつくづく前向きだなあ。気持ちの切り替えも早いし。見習いたいもんですわ〜。(しみじみ)