ダルタニャン物語人物辞典 バザン
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- バザン【Bazin】
- アラミスの従者
- 「アラミスの従者。」(3巻)
- 「かつてのアラミスの従者。いまはノートル・ダム寺院の寺男。」(4,5巻)
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- バザン先生【maître Bazin】(1-27)(3-10)(5-19)
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第一部
- (1-7)
- 坊さんの下男にふさわしく、いつも黒い服をまとっている。
- ベリーの生まれ。
- 年のころは35から40。
- おとなしい、穏やかな性質で、ぽってり肥っている。
- ご主人の用がないときは夢中になって宗教の書物を読みふける。
- お料理は皿数こそすくないが、おいしいものを作って食べさせる。
- 見ざる、言わざる、聞かざるの三拍子そろった男。忠実さにかけては、人にひけをとらなかった。
- おとなしくて信心深い。アラミスを心から尊敬しきっている。
- (1-20)
- 小ぜりあいで、役に立つというよりも、足手まといになるばかり。
- (1-26)
- むかしから聖職者に仕えたいという夢をいだいていた。
- こんなお勤めを続けていたら、いずれは地獄墜ちするに違いないと言うのが口ぐせ。
- (1-27)
- (2-18)
- 抜け目がない。(byアラミス)
- 野心家だし、学問もある。歴史の本を読んでいる。(byアラミス)
- のんびりしたニコニコ顔。
- (2-38)
第二部
「アラミスの従者。」(3巻)
「かつてのアラミスの従者。いまはノートル・ダム寺院の寺男。」(4,5巻)
- (3-7)
- (3-8)
- 僧衣をまとい、堂々として、法悦にひたっている。鯨骨の杖を大事そうにかかえこむ。
- 全身が丸々と肥って、いかにも坊主らしいかっぷく。
- 顔にはとげとげしさがなくなっている。
- 鼻は確かに残っているが、まん丸くふくらんだ頬がその鼻を両方から引っ張っている。
- あごはのどの下に隠れている。
- 脂ぎっていると言うよりは、むくんだように見える。
- 目もどこかへ隠れている。
- 坊さん然と短く刈り込んだ髪が眉毛に迫り、額がおそろしく狭く見える。
- 額はむかしから狭く、一番広かったときでも5センチほどしかなかった。
- 酒はやらない。
- 短い、ずんぐりした腕。
- むかしから鞭の代わりに傘を持ち歩く癖があった。
- (3-10)
- いつも寺男の服を着込んで、ぶつくさお祈りばかり唱えている。(byアラミス)
- バザン先生。(byアラミス)
- (3-11)
- 怠け者。寺男になってから、さっぱり役に立たなくなった。(byアラミス)
- (3-12)
- (4-14)
- その大きな目にカッと血がのぼると、つねに銃士の従者としての本領を発揮する。
- 小うるさい番人。
- とんでもない乱暴なやつ。教会の役人もへったくれもない。(byブレゾワ)
- バザンのまぬけめ。(byアラミス)
- ノートル・ダムの小役人。
- (4-16)
- (5-19)
- (5-33)
- ロングヴィル夫人の洗礼の式典を取りしきることになる。
- (5-35)
第三部
- (6-17)
- 太くて、やさしく、澄んだ声。
- ずんぐり太った男。
- ひらべったい顔に、灰色の髪を僧侶ふうにぐるりと短く刈り上げた頭に、古ぼけた黒ビロードの球帽をのせている。
- 司祭。じきに悪くても認可書はもらえる。