ダルタニャン物語人物辞典
ほ
- ボアトラシー【Bois-Tracy】
- アラミスとモンタランの親友
-
- ボアトラシー夫人【Mme de Bois-Tracy】
- シュヴルーズ夫人の従妹(1-2)
- アラミスが訪ねて行く。(1-2)
- アラミスは彼女と仲違いしたと言い張るが、王冠と紋章のついた彼女のハンカチを借りて持っていた。(1-4)
- ダルタニャンが宮廷の事情に明るい事を見せようとしてボナシューとの会話に出す。(1-8)
- 田舎に住んでいる友だちが身元確実な侍女を探している。(2-8)
-
- カミーユ・ド・ボワトラシー【Camille de Bois-Tracy】(1-11)
- ボワトラシー夫人()
- (1-2、4、8、11)(2-8)
- 法官
- サン・ジェルマンの会議の席でアラミスの隣にいて、アラミスに声をかけられた男。
- (5-23)
- 坊さん【le prêtre】(1)
- ダルタニャンとの同郷の坊さん
- ダルタニャンと友人たちをチョコレートの朝飯に呼び、2ヵ月分の食糧を平らげられる。(1-8)
- ボナシュー夫人とのあいびきのまえに、ダルタニャンが晩飯を食べに行く。(1-23)
-
- 坊さん(2)
- ローシュ・ラベイユの坊さん
- マリー・ミションが一夜の宿を頼む。その一時間前、近所に瀕死の病人があり、一晩じゅう家を離れねばならず、訪ねてきた貴族に部屋を開け渡していたため、実際に彼女が一夜の宿を求めたのは、坊さんの客人である貴族だった。
- 1年後、生後3ヶ月の子供を揺り籠に入れて送り届けた者があり、てんてこ舞いの騒ぎだった。
- (3-22)
- 法務卿【le lord chancelier】
- バッキンガム公がジャクソンに命令書を持たせる
- バッキンガム公からの命令書により、イギリスの港々にいる船に、出港停止命令を出すことになる。
-
- ボーヴェ夫人
- アンヌ太后の侍女
- 彼女とベルヌアンは、太后とマザランの情事の、むかしからのとりもち役。
- (3-4)
- ボートリュ侯爵
- 元帥夫人の仮装舞踏会の晩に、バッキンガム公が王妃と会ったことをリシュリューに報告した。
- **ノジャン・ボートリュと同一人物?
- (2-14)
- ボーフォール公爵 →詳細ページへ
- 「ヴァンセンヌに幽閉されているアンリ4世の孫。フロンド派。」(3巻)
- 2〜3部
- ボーモン嬢
- 太后のおつきの婦人
- 晩餐の残りを衣裳部屋に運んで来て、それで夜食をしたためる。
- (4-24)
- ポーレ嬢
- 歴史上有名な人物。アンリ4世は、彼女を訪問する途中で暗殺された(byアトス)
- まだ若くて美しい。いまでも社交界の花形。背が高く、すらりとしてしなやかな身体つき。ふさふさした美しい金髪。「牝獅子」というあだ名は、才気煥発の美女ポーレ嬢から出たもの。女王のような威厳。ヴォワチュールを非難。
- パルテニー(サロンでの呼び名)
- (3-23)
- 歩哨(1)(英)
- スコットランド人の歩哨
- むき出しの脚、短いスカート、雑色の外套、縁なし帽子についた羽根飾りなどで、一目でハイランダーと見わけのつく兵隊。のんびり歩哨に立っている。
- (4-27)
- 歩哨(2)(英)
- スコットランド人の歩哨
- アトスと語り合っている歩哨。パース伯爵領の方言。
- (4-27)
- 歩哨(3)
- ブロワでの国王付きの20人の銃士隊員の1人
- 堅物で、大まじめに任務を遂行する男。貴族。
- (6-9)
- ボナシュー【Bonacieux】
- 詳細ページへ
- ダルタニャンの下宿の大家
- 「ダルタニャンの家主で小間物屋。枢機官にたぶらかされてその手先となる。」(1巻)
- 「大司教補に協力する乞食の総取締。じつはかつて(第1巻)のボナシュー。」(5巻:マイヤール)
-
- ボナシュー氏【M. Bonacieux】
大家【le propriétaire】(1-8)
小間物屋【le mercier】(1-9)
ジャック・ミッシェル・ボナシュー【Jacques-Michel Bonacieux】(1-13)
マイヤール【Maillard】
- 1〜2部
- ボナシュー夫人【Mme Bonacieux】
- 詳細ページへ
- 「小間物屋ボナシューの細君で王妃の肌着係をしている忠実な侍女。ダルタニャンの初恋の対象となる。」(1,2巻)
-
- コンスタンス・ボナシュー【Constance Bonacieux】(1-11)
- 1部
- ホランド【Holland】
- [ヘンリ・リッチ。ホランド伯爵。ラ・ロシェルの和議の際イギリス代表として折衝に当たった](1-12)
-
- ポルトス【Porthos】
- 詳細ページへ
- 三銃士の一人
- 「三銃士中いちばんの大男で腕っぷしが強い。スタイリストで威勢がよく、女にもてる色男。」(1,2巻)
- 「三銃士の一人。いまではデュ・ヴァロン卿。ダルタニャンに口説かれて、マザラン派の銃士として復帰する。」(3巻)
「いまはデュ・ヴァロン・ド・ブラシュー・ド・ピエールフォン。マザラン側。」(4巻)
「かつての三銃士の一人。いまはデュ・ヴァロン・ド・ブラシュー・ド・ピエールフォン。男爵になることが唯一の望み。」(5巻)
-
- シュヴァリエ・デュ・ヴァロン・ド・ブラシュー・ド・ピエールフォン
【le chevalier du Vallon de Bracieux de Pierrefonds】(3-18)
- 1〜3部
- ポルトロ・ド・メレ【Poltrot de Méré】
- ルイ13世の廷臣の1人
- [ルイ13世時代の有名な刺客](1-2)
- 国王の不興を買い、トレヴィルが成敗。
-
- ボワトラシー(ボワ・トラシー)【Bois-Tracy】
- ボアトラシー
- ボアトラシー夫人
-
- カミーユ・ド・ボワトラシー【Camille de Bois-Tracy】(1-11)
- ボワ・トラシー()
- ボワ・ロベール(ボワロベール)
- 【文学者。サロンに出入りし、上流社会に顔が売れていた】
- 元帥夫人の仮装舞踏会の晩に、バッキンガム公が王妃と会ったことをリシュリューに報告した。(2-14)
- アラミスと親しい。むかしリシュリューの手下だった。(3-11)
- (2-14)(3-11)
- ボワルナール【Boisrenard】
- ボナシューをバスチーユに引き立てに来た護衛士たちの隊長
-
- ボワルナール殿【Monsieur Boisrenard】
- (1-9)
- ポワン
- ヴァンセンヌの塔に勤務する士官
- ほこりまみれの男。顔は真っ青で、いかにも周章狼狽した様子。
- マザランに、ボーフォール公が逃げたことを知らせる。
- (3-26)
- ポンス嬢
- ギュイーズ公が指折りの美女だと絶賛して、犬に芸をさせようとした。
- (3-19)
- ポンペイウス【Pompée】
- 偉大なるポンペイウス(byポルトス)
ファルサロスの戦いには一敗地にまみれる。(1-3)
- ダルタニャンがアラミスと決闘する場合の作戦として、シーザーがポンペイウスの兵隊たちに勧めた手を用いて、顔の真ん中に一撃を喰わせようと考える。(1-5)
-
- (1-3、5)
- 古代ローマの軍人。ファルサロスの戦いでシーザーに敗れる。