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ダルタニャン物語人物辞典
ふ
ファルジュス夫人
アンヌ・ドートリッシュの残り物をいやな顔ひとつせず食べる。
(3-12)
フィエスク伯爵
プランシェが知り合いになった大勢の貴族の1人。
(5-17)
ブイヨン公爵
チュレンヌの兄
エルブフ公爵、ラ・モット元帥と共にパリ市民の部隊を指揮する。(5-17)
痛風で床についている。「いまいましい痛風め」が口ぐせ。ボーフォール公は同僚。七転八倒の苦しみを味わっていた。(5-19)
フロンド派。談判の終わるころに猛烈な痛風の発作を起こし、担架に乗せられてパリに戻った。(5-20)
パリ条約により、自分を初め一家の人びとに大公の称号を賜ることになる。(5-33)
(5-17〜20、22、24、32〜33)
フィリップ →マルキアリ
ルイ14世の双子の弟
**バスチーユのベルトディエール塔に入れられていた。その間は仮面をつけられてはおらず、国王とすりかわった後、事件が発覚してから鉄の仮面をつけられた。サント・マルグリット島へダルタニャンに護送される。
マルキアリ
(10-28、35〜37、41、43、45)(11-1〜2、5、12〜13)
フィリップ・ダンジュー →詳細ページへ
ルイ14世の弟。王弟殿下
フィリップ・ドルレアン、オルレアン公、アンジュー公
(4-24〜25) 3部
ブーヴァール*
ルイ13世の侍医
お産の時、控えの間に詰める。
(10-3)
フーケ →詳細ページへ
財務卿。高等法院の検事総長を兼任。コルベールの策略にかかって逮捕される
ニコラ・フーケ
3部
フーケ司祭
フーケの弟
40〜45歳。
人情もなければ頭も悪い、財産を食いつぶそうとかかっている。(byフーケ)
フーケの財布が目当て。悪い仲間とつきあっている。僧侶のようでもあり、武士のようにも見える。
(7-7〜12、15)(10-5)
ブートヴィル*
決闘をしたため、禁止令により処刑される
(9-23)
ブーラングラン
ポルトスのピエールフォンの邸の建築家
定規を手にしてぶらぶら歩いている。
(7-22)
フーロー
従僕
ラ・ロシェルでダルタニャンが宴会を開いた時の客の1人の従僕。
(2-12)
フェアファックス大佐(英)
ダルタニャンが、クロムウェルのもとでこの夫婦に出会う
裁判に欠席。
悪名高い。国王の首を刎ねる。(5-16)
(5-5、16)
フェアファックス夫人(英)
裁判で大佐の代わりに返事をする。
茶化した声。銀鈴のような響き。
きれいな人。ブラッドショーに睨まれても顔色ひとつ変えていない。(byアラミス)
(5-5)
フェリュサック
銃士
ミレディーが知り合いだと名前を出す。
(2-31)
フェルトン(英)
イギリス海軍の士官。清教徒。ウィンター卿の腹心
【1628年8月23日、ポーツマスでバッキンガム公爵を刺殺した】
年のころは25,6、顔は白く、ややくぼんだ明るい青い目の持ち主。ほっそりした形のよい口。端正な口許はニコリともしない。力強く張り出した顎。強い意志の力。生えあがった額に、短い、まばらな髪がかぶさっている。髪は顔の下の方を蔽っているひげと同じく美しい栗色。(2-19)
無感動。ウィンター卿によって逆境から救われ、中尉に任命される。純真なまなざし。(2-20)
無邪気で、純情な青年で、品行も方正らしい。(2-22)
野暮ったい髪かたち、おそろしく地味な服装、大理石のようにすべすべして、しかも冷たい非情な感じのする額。(2-23)
野蛮で、コチコチで、固いいっぽうの男。(2-26)
首を刎ねられる。(2-35)
かつては正義感に富み、善良で純真だった青年。(4-12)
ジョン・フェルトン
(2-19〜29、35)(3-4)
フォーシュー
宝石商。金銀細工商組合理事。ベリエール夫人の宝石を鑑定
正直者。ベリエール夫人の家に30年出入りしている。
(8-8)
フォーシュー夫人
3万エキューの持参金でフォーシューに嫁ぐ。会計検査院長官の娘。専用の馬車を持つ。
(8-8)
フォラン
コルベールに見出された人物
物資を購入する特殊才能を持つ。
(11-エピ)
フォリヴァン
ワルド(子爵)と決闘し、敗れる。
(9-20)
フォンサルダーニャ伯爵(西)
敵の指揮官の一人
(4-6)
フォントライユ
幕僚
5年前にローシュフォールの友人だった。
ラ・メーユレー元帥の下で市民たちのバリケードを突破しようとし、腕を負傷。
(3-3)(4-19)
武士
【officier】
リシュリューの部屋の前に控えている警護の武士
立派な顔立ち。ボナシューをリシュリューのもとへ案内する。
(1-14)
▲
ブラジュロンヌ*
アトスの近い親戚
ウィンター卿のむかしの知り合い。死去した。故人の近い親戚だったアトスがその土地を相続。
(4-11)
ブラジュロンヌ子爵 →ラウル
ブラッドショー(英)
国王の裁判における裁判長
出席者が5分の3も欠けているというのに、まったく頓着する様子がない。
(5-5)
フラマラン
アトスたちより一足先に到着していた3人の貴族のうちの1人。ロングヴィル殿の軍隊に入隊することになっている。(5-17)
アンリエット王妃に、チャールズ国王が救い出されたと嘘の報告をする。(5-18)
(5-17〜18)
ブランシェ
ギーシュの従者の1人
父(グラモン元帥)のお供をして戦争に行った経験のある確かな男。(byギーシュ)
(4-2)
プランシェ
【Planchet】
詳細ページへ
ダルタニャンの従者
「ダルタニャンの従者だったが、いまは菓子屋の親父。フロンド派だが、ダルタニャンと再会、行動をともにする。」(3巻)
「かつてのダルタニャンの従者。いまは菓子商でフロンド派の活動家。」(4巻)
「ダルタニャンのかつての従者。いまは菓子商だが、パリ市民軍の士官。」(5巻)
デュローリエ【Dulaurier】(4-24)
ピーター【Peter】
1〜3部
▲
フランソワ
ベーズモーの給仕係
(10-34)
フランソワ1世
【François Ier】
フランス国王
パヴィアの合戦で負ける。(1-3)
フランソワ1世時代の刀。(1-7)
(1-3、7)
▲
ブランメニル
部長。長官
新税に反対する矢面に立つ。(3-1)
ブルッセルと対立。(4-9)
ブルッセルとともに釈放される。(4-23)
(3-1〜2)(4-9、17、23)(5-24)
ブリアレ*【Briarée】
【ギリシャ神話に出て来る巨人】
(5-21)
フリーディッシュ(瑞)
スイス兵
ルイ14世の使いで、プランシェの家にダルタニャンを迎えに来た。
(7-5)
ブリエンヌ
マザランの秘書。国王の廷臣
【ルイ・アンリ・ロメニー。ブリエンヌ伯爵。「備忘録」を残した】(3-4)
マザランが勝負事でインチキすると、くわしく書き残している。(3-4)
(3-4)(6-15)(11-15)
ブリサック殿
プランシェが知り合いになった大勢の貴族の1人。
(5-17)
ブリズモン
ミレディーに雇われ、ダルタニャンを殺そうとするが失敗。ダルタニャンに忠誠を誓う
ダルタニャンに命を助けられて以来、プランシェの下で働く。毒入りのぶどう酒を飲み、死亡。
(2-11〜12、35)
フリッケ
居酒屋の小僧。聖歌隊の少年。母親(ナネット)はブルッセルの女中
13,4歳の、利巧そうな小僧。未来の副司祭。いかにもパリのいたずらっ子らしい、ずるそうな微笑。ノワジーに伯母がいる。(3-8)
参事官の女中の息子。しっかりした男。バザンにかわいがられている。(byプランシェ)(3-29)
世界一の評判をとったあのパリの悪童独特の身振り。変化を好む。
口を尖らせてラッパの真似をやる、この芸当が生まれつき得意。これまでに何度となく物真似好きな連中の喝采を博した。
いたずら小僧。杏子がなによりの好物。抜かりのない視線。パリの悪童がいざという場合に要領よくやってのける、あの甘ったれた口調。カランドル街の少年。(4-16)
仲間の悪童どもを狩り集め、しきりに喊声を上げていた。(4-19)
(3-8、29)(4-16、19)(5-35)
プリッジ大佐(英)
議会を粛正、刷新した人物
たかが車大工ふぜい。(byウィンター卿)(4-8)
もともと車ひきだった。なかなか頭のいいやつ。議会議員のうちスチュアート派の191人を追放した。(byペレース)
悪名高い。国王の首を刎ねる。(5-16)
(4-8)(5-4、16)
ブリュイ殿
マザランが化けた貴族
アトスたちより一足先に到着していた3人の貴族のうちの1人。ロングヴィル殿の軍隊に入隊することになっている。(5-17)
大司教補と密談中。(5-19)
(5-17、19)
プリンス・オブ・ウェルズ →チャールズ2世
(4-8)
ブルートゥス
【Brutus】
ブルートゥスそっくりのあご。(アトス)
(1-27)
共和政ローマ末期の政治家。カエサル暗殺の首謀者の1人。ブルータス。
▲
ブルッセル
「参事官、フロンド派。」(4巻)
高等法院の参事官。ブランメニルと同様、新税に反対する矢面に立つ。(3-1)
サン・ジャン墓地の角でダルタニャンが跳ね飛ばした男。(3-26)
黒服を着た小男。(3-29)
民衆の父と言われる立派な参事官。(byプランシェ)(3-29)
妻ブルッセル夫人と息子ルーヴィエールと二人の娘がいる。
貧しい人びとの命の綱、救いの主ともあろうかた。(byナネット)
民衆が自分たちの解放者と呼んでいる人物。(4-16)
・人がよい。(4-20)
**幻のブルッセルの章に関する過去ログ(by銃士広場)まとめました。参考にどうぞ。
(3-1〜2、23、26、28〜29)(4-9〜10、16〜21、23)(5-17、22、24、35)
プルネチロ(伊)*
【イタリア喜劇に登場する人物】
マザランは彼のような道化役者にすぎないとアラミスが例える。
(3-11)
ブレジ夫人
太后のおつきの婦人
晩餐の残りを衣裳部屋に運んで来て、それで夜食をしたためる。
(4-24)
ブレゾワ
「アトス、およびラウルの従者。」(4巻)
百姓とも従僕ともつかぬ少年。(3-16)
いつぞやブラジュロンヌの城で晩餐の用意ができたことを知らせに来た、いつまでも百姓ふうの抜けぬ従者。アトスがその生まれた国の名を洗礼名に与えた背の高い若者。(4-13)
のっぽで馬鹿正直。(4-14)
勘定に入れないことにする。馬の番がせいぜい。(byポルトス)(5-7)
当意即妙はお手のもの。正直者。気のいい若者。(5-13)
川でなければ泳げない。(自称)(5-14)
食べるならムースクトンよりブレゾワのほうがいい。(byアラミス)(5-16)
ブレゾワ出身。
(3-16)(4-13〜15、27、31)(5-2、7、9、12〜16、18、21)(6-16〜17)(7-3)
ブロー*
小唄作者
ボーフォール公の唄を作る。
(3-19)
ブロンツィーノ(伊)*
イタリア人の画家が『絵画の神さま』としてたたえる人物
彼が以前持っていたパレットをピットリーノが持っていた。
(6-5)
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[人物辞典]
目次
あ
い
う
え
お
か
き
く
け
こ
さ
し
す
せ
そ
た
ち
つ
て
と
な
に
ぬ
ね
の
は
ひ
ふ
へ
ほ
ま
み
む
め
も
や
ゆ
よ
ら
り
る
れ
ろ
わ
[主要人物]
ダルタニャン
アトス
ポルトス
アラミス
プランシェ
グリモー
ムースクトン
バザン
その他
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2020-09-14
「アニャン氏とエトセトラ」 Presented by COASA