ダルタニャン物語人物辞典
さ
- 細工師【l'orfèvre】(1)
- アンヌ王妃がダイヤモンドの房飾りを修繕に出したとする細工師
- ローシュフォールに訪ねられ、なにもうけたまわっていないと答える。
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- サブレ夫人【Mme de Sablé】
- アンヌ王妃の友人の一人
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- サミュエル【Samuel】
- サミュエルの亡霊はサユルのまえに現れた。(1-9)
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- (1-9)
- サムエル。旧約聖書の「サムエル記」に登場する預言者。サウル(サユル)を王として建てる。
- サムソン【Samson】
- [ヘブライ人の判官、腕力の強さをもって知られる。ろばの顎を武器として千人のフィリスチア人を撲殺したと伝えられる](1-15)
[旧約聖書に出てくる巨人](5-24)
- トレヴィル殿は、フィリスチア人をまえにしたサムソンのように、自信のほどを面に現した。(1-15)
- サムソンがガザの町を出て行ったように、ポルトスもリュエイユから飛び出して行くのではないかと思ったくらい。(byコマンジュ)(5-24)
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- サユル【SaŸl】
- サミュエルの亡霊はサユルのまえに現れた。(1-9)
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- (1-9)
- サウル。旧約聖書の「サムエル記」に登場する。サムエル(サミュエル)によって王に選ばれる。
- サラザン
- 【文学者。サロンに出入りし、上流社会に顔が売れていた】
- アラミスと親しい。コンデ公の息がかかっている。
- (3-11)
- サン・シモン【Saint-Simon】
- [有名な「備忘録」を書いたサン・シモン公爵の父。ルイ13世の側近の中で最高の地位にあった](1-6)
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- サン・テーニャン伯爵 →詳細ページへ
- ルイ14世の廷臣。典型的な宮廷人
- 3部
- サン・マール*
- 【ルイ13世の寵臣、リシュリューに対する陰謀のかどで処刑された】(3-4)
- 大して頭はよくない。(byシュヴルーズ夫人)
- ルイ13世の暇つぶしの相手。
- (3-4、10)(9-10)(10-1、24)
- サン・マルス
- サント・マルグリット島の要塞司令官
- 疑い深くて頑固な人間。
- 人相がよくない。(byアトス)
- (11-13)
- サン・メリの司祭
- プランシェの妻の告解師をしている。プランシェを大司教補に推薦する。
- (4-17)
- サン・レミ夫人
- ルイズの母。オルレアン公爵夫人に仕える
- 心が広いとはいえない。モンタレーとマリコルヌを嫌っている。声が大きく、息もつかずにまくしたてることもできる。聞く耳を持たず、何ひとつ見ようとしない。ラ・ヴァリエール侯爵亡き後、サン・レミと結婚。
- (3-15)(6-1、3)(7-29〜30、45)
- サン・ローラン
- マザランの衛兵
- マザランに、ボーフォール公脱獄の予言の話をする。占い師コワゼルを頭から信じきっているといった口振り。
- (3-18)
- 三太夫【le valet】
- トレヴィル邸でダルタニャンを取り次いだ人物
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- サント・マリーヌ殿*
- ブロワの州会議場の四角い控えの間でギュイーズ公が短剣の最初の一撃を受けたとき、そばにいた人物
- (6-8)
- サントー夫人
- ヴォワチュールが風邪で倒れた時、駆けつけてスープを作る。
- (3-23)
- サンヌセー夫人
- ヴォワチュールの詩についての意見で、味方になってくれるだろう。(byシュヴルーズ夫人)
- (3-23)
- サンブランセー*
- 財務卿フーケの先任者。大臣
- 訴訟が正式に行われ、モンフォーコンに送られる。
- (10-8)