ダルタニャン物語人物辞典
せ
- 清教徒(1)(英)
- クロムウェルの胸甲兵団に属する一人の年老いた清教徒
- チャールズ1世をネブカドネザルと呼ぶ。暴君と呼ばれていた国王を目のあたりにして、その目は異様な光に輝いた。
- (4-28)
- 清教徒(2)(英)
- なかば坊主、なかば兵隊といった清教徒の一人
- 扉もたたかずに入ってくる。クロムウェルの周囲にあって幅をきかせている手合い。新入りの男。やぶにらみ。
- (5-6)
- セヴィニエ侯爵
- プランシェが知り合いになった大勢の貴族の1人。
- (5-17)
- セヴィニェ夫人*
- 【娘に宛てた書簡集の著者として有名】
- 父シャンタル男爵が戦死し、生後1歳半で孤児となる。
- (2-11)
- セギエ【Séguier】
- 司法卿。アンヌ王妃から手紙を奪うという使命をおびる
- おどおどしたような微笑。風変わり。
この上もなく献身的な人物。(byデ・ロッシュ・ル・マール)
悪魔が襲ってきたら鐘を鳴らすよう院長に忠告され、3ヶ月昼夜鳴らし続けた。僧院で前代未聞の鬼っ子という評判をとる。
参事官となり、リシュリューにとりいった。なかなか要領のいい男。
リシュリューに全面的に信頼されている。(1-16)
- 高等法院を敵視。(4-16)
- 20年前に太后を危地に陥れた。弟はモーの司教(?)。(4-20)
- 高等法院の代表団に宮廷側の最後通牒を突きつける。(5-17)
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- (1-14、16)(4-16、20)(5-17、23)
- 司法卿のセギエ【M. le garde des sceaux Séguier】【le chancelier Séguier】
司法卿【M. le chancelier】
- セルヴァンテス【Cervantes】
- 小説「ドン・キホーテ」を書く。
- ダルタニャンは、身体つきばかりでなく、心構えまで、かのセルヴァンテスの主人公にそっくりだった。
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- セルドン
- 二行詩でイエズス会を攻撃したためバスチーユ入りした青年。アラミスに同情される
- 18歳くらいの子供のような青年。貧乏暮らしの母親を持つ。
- (8-4〜5)
- セレスタン爺さん
- プランシェの別荘で働く老いぼれた百姓
- むかしイヴリの騎兵隊にいた。
- (9-12)
- 船長【le capitaine】(1)
- 2本マストのサンド号の船長
- バッキンガム公の指示で、ダルタニャンをロンドンからサン・ヴァルリーへ送る。
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- 船長(2)(英)
- ミレディーをイギリスへ行かせるのにリシュリューが用意した船の船長
- リシュリューの腹心。(2-14)
- リシュリューから特別のお声がかりで預かった客ミレディーに、つれない仕打ちもできず困る。(2-19)
- (2-14、19)
- 船頭【le patron d'un bâtiment】(1)
- カレーの港の船頭
- ダルタニャンがイギリスへ向かうのに乗った船の船頭。ダルタニャンが二人分の船賃を払う。
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- 船頭【le passeur】(2)
- サン・クルーの渡し場の船頭
- ダルタニャンが、さらわれたボナシュー夫人についてたずねる。
ボナシュー夫人が人目を忍ぶ様子なので、かえって好奇心にかられ、注意深く気をつけて見ていた。
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