ダルタニャン物語人物辞典 モードント
主要人物一覧へ
も>モードント項へ
- モードント【Mordaunt】
- 「ミレディーの息子。クロムウェルの片腕だが、母の仇を討たんと虎視眈々。」(4巻)
- 「復讐の鬼と化した、ミレディーの息子。クロムウェルの腹心。」(5巻)
-
- ジョン・フランシス・ド・ウィンター【John Francis de Winter】
第二部 第三部
第二部
「ミレディーの息子。クロムウェルの片腕だが、母の仇を討たんと虎視眈々。」(4巻)
「復讐の鬼と化した、ミレディーの息子。クロムウェルの腹心。」(5巻)
- (3-16)
- (4-3)
- 幅広の帽子を冠り、灰色の羅紗服を着た一人の見すぼらしい修道僧。
- 騾馬に乗る。
- オーギュスタン会の坊さん。
- 年のころは22,3だが、年よりもずっと老けて見える。
- 青ざめた顔色、それもどことなく、胆汁色の黄色味をおびている。
- 額のまわりには、帽子の丸い輪のあとがつき、くすんだブロンドの髪は、そのあたりで短くかりこんである。
- 目は明るい青色だが、まるで視力がないように見える。
- 無愛想なくらい冷たい声。
- 無感動な表情。
- 恐ろしい顔の坊さん。(byギーシュ)
- 黄色っぽい髪、光沢のない目、一言言うごとに消えてなくなる唇。(byラウル)
- ジョン・フランシス・ド・ウィンター。
- 偽修道僧。
- (4-5)
- (4-7)
- 蛇の子。(byダルタニャン)
- ウィンター卿は勘当したに違いない。(byダルタニャン)
- 死んだか、どこかへ雲がくれしてしまったのだろう。(byポルトス)
- 牝獅子には一頭の仔があった。その獅子が野に放たれて、立ち向かってくる。(byグリモー)
- オーギュスタン会の修道僧に身をやつしている。
- 背はグリモーくらい、やせて、顔色は青く、目は澄んだ青色で、髪は金髪。
- (4-9)
- 清教徒特有の陰気な、昂然とした態度。
- 見るからにイギリス人らしい男で、髪は赤みがかった金髪、金髪というより赤褐色に近く、目は青い灰色、青いよりも灰色の勝った目。気位が高く、ぎくしゃくした感じの男。(byベルヌアン)
- クロムウェルの秘書。腹心。
- 23歳。
- 肩書きをつければ、卿(ロード)と呼ばれる身分。
- まるで大理石にきざんだような顔つき。(byマザラン)
- フランス人の乳母に育てられる。5歳の時、親戚の名を教えられ故郷(イギリス)へ帰される。
- キングストンの牧師に拾われる。
- チャールズ1世の命により、貴族の身分を剥奪され、全財産を没収された。
- 悪魔につかれたような表情。胆汁でくすみ、鉛色になる。
- どんよりした色の目。
- クロムウェルがもっとも信頼する人物。
- (4-10)
- 黒い胴着を着て髪を短くかった青年。(byマザラン)
- (4-12)
- 意地悪。血も涙もない人間。(自称)
- いつもの冷静さ。
- (4-13)
- オリヴァー・クロムウェルのもっとも熱心な信奉者の一人。
- 国王にたいする怨みからクロムウェル派となる。
- 国王が私生児と断定、財産を没収し、ウィンターの家名を名乗ることを禁止する。
- 清教徒で、修道僧に身をやつし、フランス各地を遍歴している。
- (4-15)
- 若い青ざめた顔色の男。
- 青みがかった、うつろな目、映るものの色によってつぎつぎに変わってゆく虎のような目。
- 一見、のろのろしてまのびしたような身体つきだが、それでいて、どこか毅然たるところが見える。
- 黒い服を着て、長い剣をかなり器用にさしている。
- ほっそりした窪んだ口、いつも頭脳の命ずるままに動き、感情を表に出そうとせぬあの目。(byアラミス)
- 悪魔。(byアラミス)
- (4-26)
- (4-28)
- すばらしい黒馬にまたがり、イギリス軍の先頭に立って突進する青年。
- 復讐鬼。(byウィンター卿)
- ミレディーは死んではいない。あの女の魂はこの悪魔の肉体の中に生きている。(byダルタニャン)
- (4-29)
- 押さえても押さえきれぬ兇暴さをそのまなざしにたたえる。
- 強者中の強者。(byクロムウェル)
- 忠実な友であり、巧妙な交渉者であり、勇敢な軍人だった。(byクロムウェル)
- (4-31)
- 物わかりのいいかた。(byダルタニャン)
- もともと分別のある男。
- (5-5)
- 満足げな憎しみの笑い、じゅうぶんに腹いせをしてやろうというほほえみ。いまいましい蛇野郎。(byダルタニャン)
- (5-8)
- 背は中くらいで服は黒ずくめ、顔を隠した覆面の下へ半白のひげの先が出ている。(年配の男に変装)
- (5-9)
- 自分の王さまを手にかけた卑劣なやつ。(byアトス)
- 斧の扱いに慣れたやつ。(byダルタニャン)
- 覆面からはみ出していたごましおひげ。
- ほっそりして背もどちらかと言えば高いほう。
- 脚はすらっとしているし、歩きかたにも、どことなく品がある。貴族。
- 死刑執行人。
- 痩せてすらっとしている。
- (5-11)
- 短刀でも拳銃でも扱いなれた若武者。
- ひよわに見えるその身体のどこに潜むかと思うほどの怪力。
- 粗野で不気味な笑い声。
- (5-12)
- (5-14)
- 副船長。(byダルタニャン)
- この名前のもつ不思議な、宿命的な影響力をまえにしては、その名を耳にするだけで身の毛のよだつ思いがする。
- (5-15)
- (5-16)
- いまは亡きモードント君と言えるのは愉快。(byポルトス)
第三部