ダルタニャン物語人物辞典 ラウル
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- ラウル【Raoul】
- 「アトスとシュヴルーズ公爵夫人とのあいだにできた息子。ブラジュロンヌ子爵。」(3巻)
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- ブラジュロンヌ子爵【le vicomte de Bragelonne】
ラウル・オーギュスト・ジュール・ド・ブラジュロンヌ
【Raoul-Auguste-Jules de Bragelonne】
第二部 第三部
第二部
「アトスとシュヴルーズ公爵夫人とのあいだにできた息子。ブラジュロンヌ子爵。」(3巻)
- (3-13)
- アトスの養子。顔立ちがアトスそっくり。(とダルタニャンが小耳にはさむ)
- (3-15)
- 15歳くらいの美しい少年。
- 簡素な身なりだが、申し分のないよい趣味。
- 長い赤い羽根のついたフェルト帽。
- アトスとまったく瓜二つ。
- 上品で、身のこなしも軽く、立派な若殿ぶり。
- 母親が農村の司祭のうちへ置き去りにして行ったのをアトスが引き取る。(byアトス)
- 褐色の髪。
- (3-16)
- 見かけも立派だし、礼儀正しい。(byダルタニャン)
- (3-17)
- アトスと違って、女嫌いではないよう。(byダルタニャン)
- アトスそっくりの太刀さばき。(byダルタニャン)
- アトスの背丈とほとんど変わらない。
- (3-22)
- 生まれつきの美少年。
- 黒い髪はこのころの習慣に従って、きれいに真ん中から分けてある。その髪が輪になって垂れ下がり、血色の良い顔を包んでいる。
- 鹿皮の手袋は帽子と同色の灰色で、上品でほっそりした手にぴったりあっている。
- 長靴も手袋や帽子と同色で、10歳くらいに見える足にぴったり。
- マリー・ミションの息子。
- 子爵の肩書きと一万リーヴルの年金がついている。
- 母親にそっくり。
- いかにも貴公子らしい上品な少年。
- 柔らかな響きの高い声。
- (3-23)
- (3-24)
- 長い黒い髪。
- すらりとしてたくましい少年。
- 小鳥のような繊細な心の持ち主。
- (4-1)
- きまじめで、物柔らかな美しい顔。美貌。
- ロワール河の岸辺で、流れの音を子守唄にして育ってきた。ロワール河を馬で横切ったのは百回あまり、泳いで渡ったのは千回にも達している。
- 小粋ですらりとした乗馬姿。
- 額の秀でた気品の高い顔。
- やさしいながら犯しがたい威厳のあるまなざし。
- 誠実で控えめな微笑。
- (4-6)
- スペイン語とドイツ語を話せる。
- 気品が高く、感受性がゆたかな魂。
- (4-11)
- (4-13)
- 若い、美しい、上品な、愛想のいい青年。(byウィンター卿)
- 相変わらず義理固い。(byアトス)
- 若々しい張りのある声。
- (4-16)
- 太刀さばきも鮮やか。
- ブルッセルを護送するコマンジュを助けて応戦。
- シーザーのように勇ましい若い貴族。(byフリッケ)
- (4-26)
- (5-20)
- (5-36)
第三部
- (6-2)
- 24歳。
- 素晴らしい美男子。
- 背が高くすらりとして、この時代の粋な軍服を品よく着こなす。
- 漏斗型の長靴を穿いた足はいかにも形がよい。
- しなやかな力強い手。
- 重々しく無邪気な顔。
- はきはきしたよく通る声。
- (7-3)
- (7-5)
- 疑うことを知らぬすばらしい青年。
- くもりのない額。女や愛情や、善意以外にはなにもつまっていないその頭。(byダルタニャン)
- (7-28)
- 美しい、きびきびした、謙虚な若者。
- 父親の気軽で自然な口調を受けついだ、やさしい魅力のある声。
- 明敏な判断。
- (7-33)
- (8-36)
- 姿は優雅そのもの。
- 一度見たらだれしも忘れることはできない。
- (9-44)
- あまりにも純真で、その目は澄みきって、静かな率直さと、決意をたたえる。