ダルタニャン物語人物辞典 リシュリュー
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- リシュリュー【Richelieu】
- 「枢機官。当時の最高権力者。王妃と敵対し、陰謀を企てる宰相。」(1,2巻)
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- 枢機官【(M.)le cardinal】
アルマン・デュプレシス枢機官【le cardinal Armand Duplessis】(1-2)
赤公爵【le duc Rouge】(1-2、6)
長老【Son Eminence】【l'Eminentissime】(1-6)
アルマン・ジャン・デュプレシス【Armand-Jean Duplessis】(1-14)
猊下【monseigneur】(1-14)
長老猊下【Votre Éminence】(1-14)
大枢機官さま【grand cardinal】(byボナシュー)(1-17)
- 実在のリシュリュー
- 1585年9月9日
- アルマン・ジャン・デュプレシス【Armand-Jean Duplessis】
第一部 第二部 第三部
第一部
「枢機官。当時の最高権力者。王妃と敵対し、陰謀を企てる宰相。」(1,2巻)
- (1-1)
- (1-2)
- フランス第1の王者とも言える長老。
- アルマン・デュプレシス枢機官。
- 灰色の口ひげ。
- がにまた親父。猫背の爺さん。(by銃士たち)
- 赤公爵。(byアラミス)
- (1-3)
- (1-5)
- (1-6)
- 国王が眠っているときに寝ようともせず、国王が遊んでいるときにせっせと働き、フランスと言わずヨーロッパと言わず、国の内外の出来事を一手に切り盛りしている。(byルイ13世)
- 国家の大黒柱。
- (1-8)
- 王妃に対して、サラバンド踊りの一件を根にもっている。(byボナシュー)
- (1-9)
- (1-13)
- たぐい稀れな宰相、古今に冠絶する名宰相。(by役人)
- (1-14)
- いかめしい高慢そうな顔つきの中背の男。
- 目は鋭く、額は広く、口ひげの他に唇の下のひげまで生やしているので、痩せこけた顔がいっそう長く見える。
- 年は36、7にしかならないのに、髪もひげも、ごま塩になりかかっていた。
- 剣こそ下げてはいないが、いかにも武人らしい風貌。
- アルマン・ジャン・デュプレシス。
- 聡明で優雅な騎士。
- この人を比類なき傑物たらしめた、あのはげしい精神力が全身にみなぎっていた。
- 心の底まで喰い入るような、匕首さながらのまなざし。
- 長老猊下
- 智慧のかたまりと言われる。
- 猫撫で声。
- (1-16)
- 母后を憎み、アンヌ・ドートリッシュに復讐しようとする。
- もともと教会の人間で、自分の本職をはなれ、その能力のない仕事に忙殺されている。(自称)
- (1-23)
- 執念深いし、気のきいた部下をたくさんもっている。(byトレヴィル)
- どんな悪だくみでもしかねない相手。(byトレヴィル)
- 女を釣るのは得意中の得意、いちばん有効な手段。(byトレヴィル)
- (2-9)
- 公爵大枢機官。
- 敵には手厳しいが、味方にはこの上もなく親切。
- フランス全土に実権を握り、国王も王妃も手が出ない始末。(byダルタニャン)
- 裁判官に見え、詩人にも見えた。
- (2-10)
- 彼ほど人の腹の底までさぐるような目つきをした人物はいない。
- 心が広い。(byダルタニャン)
- (2-11)
- 嫉妬ぶかい恋仇。
- 王妃に恋している。バッキンガム公は恋仇。
- (2-13)
- 俊敏な頭脳。
- 狸親父。
- 大胆不敵、その点だけはどんなに悪口を言う連中も認めていた。
- よく通る声。
- (2-17)
- (2-21)
- この時代の人間としては、なかなか進歩的な思想の持ち主。
- 他人が愉快そうにしているのは、自分が陰気なせいだと思いこむ妙な癖がある。
- (2-37)
第二部
- (3-1)
- 大宰相。
- [1642年12月4日、パリで死去している。]
- いまではみんなが口々に褒め讃えるが、生前は民衆に憎まれ、評判が悪かった。
- 何度も追放されそうになり、それをしきりに気に病んでいた。
- ((3-2))
- [「ミラーム」という悲劇を創作。]
- 金払いがよかった。
- (3-24)
- (5-22)
- (5-24)
- 立派な大貴族。マザランごときとは比較にもならない。(byコマンジュ)
第三部