ダルタニャン物語人物辞典 シュヴルーズ夫人
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- シュヴルーズ夫人【Mme de Chevreuse】
- アンヌ王妃の友人の一人。陰謀家。アラミスの恋人の一人。
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- シュヴルーズ公爵夫人【Mme la duchesse de Chevreuse】
マリー・ミション【Marie Michon】
- [マリー・ド・ロアン・モンバゾン(1600−1679)、アルベール・ド・リュイーヌと死別してからシュヴルーズ公爵クロード・ド・ロレーヌと再婚、フロンドの乱ではマザランを相手どって大活躍した](3巻解説)
マリ・ド・ロアン【Marie de Rohan】
第一部 第二部 第三部
第一部
- (1-2)
- (1-7)
- (1-8)
- (1-12)
- ルイ13世の不興をこうむる。
- ホランドに愛され、その恋に答える。(byバッキンガム)
- (1-14)
- (1-15)
- 国王の目から見ると、王妃の政治的な策動に力添えをしているばかりでなく、それよりも遥かに心配なのは、色恋の道にかけても手引きをしているに違いないことであった。
- トゥールに追放されている。
- (1-16)
- 王妃とぐるになって自分に恥をかかせようとしていると、ルイ13世が懸念。
- (2-14)
- 彼女の手紙をバッキンガム公がレ島の宿舎に置き忘れる。
- (2-18)
第二部
- (3-4)
- 12年間迫害を受け続けていた。
- リシュリューを相手に始めた陰謀を、マザランにもやってのけようとする。したたかな女。(byマザラン)
- (3-9)
- かつてのシュヴルーズ夫人も、いまのロングヴィル夫人に劣らぬ美女であった。
- (3-10)
- マリー。(byアラミス)
- 男の服がじつによく似合った。
- ルイ13世が亡くなり、ブリュッセルから帰ってきた。
- ボーフォール公の陰謀に加わり、マザランに追放される。
- (3-22)
- 16年まえにはフランスでもいちばんの美人、優雅な婦人という評判だった。(byアトス)
- リュイーヌ邸に住む。
- いまでもなかなかの美人だという評判。
- このころはもう44,5歳になっているはずなのに、せいぜい38,9歳にしか見えなかった。
- 髪は相変わらず美しいブロンド。
- 大きな目は、いまもなお生き生きと聡明そうに輝いている。
- 水の妖精のような後姿。
- 気まぐれな性質も、むかしのまま。
- まだよほど色気に自信があるに相違ない。
- 好奇心たっぷり。
- 陽気な口調。えも言われぬ魅力がある。
- 自尊心が強い。
- (3-23)
- (5-34)
第三部
- (9-6)
- 太后の意思で追いやる。
- 亡命後名もない貴族の妻として亡命地で死ぬ。
- 経験豊かで抜け目のない明敏な女性。
- 皮肉な声音。
- (9-47)
- 美人とは言えないまでもまだ女らしさが残っており、若くはないにしても、動作はきびきびして冒しがたい気品が備わる。
- 贅沢な趣味のよい衣裳。
- なんでも知りたがる性質。
- いくら注意深く隠しても隠しきれない衰え。
- 青ざめてかさかさになった頬。
- 往年の輝きを失った目。
- 黒くまばらになった歯。
- (10-1)
- 夜ひそかにおえらがたの門をたたくことは馴れっこになっていた。
- (10-4)
- 死んだという噂が宮廷に広まっていた。
- そのむかし、太后の姉と呼ばれる。