ダルタニャン物語人物辞典
メモ
メモ 銃士隊 ガスコーニュ気質 家
メモ
- (1-1)
- 万能膏
- ジプシーの女の膏薬
- 母親がジプシーの女から教わった香油
- 心臓をやられんかぎり、傷という傷をたちどころに癒す摩訶不思議な霊薬
- まんねん香、油、ぶどう酒等
- (1-15)
- 「カバール」【cabale】
- ある秘密な通信方法
- この方法で、シュヴルーズ夫人はアンヌ王妃と連絡を取っていた
- (1-20)
- 240キロの道を40時間で飛ばしてきた(byダルタニャン)
- ドーヴァーからロンドンまで4時間
- (1-21)
- (1-30)
- 「金襴亭(きんらんてい)」【l'Hôtel du Champ-du-Drap-d'or】
- (2-17)
- (2-18)
- (3-5)
- スペイン金貨
- (3-13)
- ダルタニャンの土地
- 先祖は十字軍で金をつかい果たし、それ以来、領地は廃墟のようになっている
- (3-15)
- 噂に高いクリームの壺
- (4-7)
- バリザルド
- ポルトスの刀
- 切れ味がいい
- アラミスがいつもバリザルドと呼んでいた
- [アリオストの『怒れるロランド』の主人公の持っていた名剣](4-16)
- (4-10)
- カロッス(幌つき四輪馬車)
- (4-11)
- ダイヤモンドの十字架
- 聖ミカエル大勲章
- アンリエット王妃が夫チャールズ1世から贈られる
- 両方で5万リーヴルの値打ち
- アンリエットがウィンター卿に託す
- ダイヤモンドがちりばめられている(5-8)
-
- →(5-6)チャールズ1世の手許にある
- →(5-8)処刑の時、勲章を助祭に扮したアラミスに渡す
- 十字架は最後まで握っているから、死んだら抜き取るようアラミスに頼む
- →(5-9)アトスが国王の血に浸したハンカチに二つを包む
- →(5-18)アトスがアンリエット王妃に渡す(ダイヤモンドの勲章と結婚指環<十字架のこと?>)
- (4-14)
- 青銅の箱に入れてブロワに置いてある封印した包み
- アトスがダルタニャンに、自分が戻らなければラウルに開けるよう伝えてもらうよう頼む
- 鍵をダルタニャンに託す
- (4-16)
- 4色の帽子
- フリッケの衣裳のうちでとりわけ目に立つ
- 中世風の四角帽子とルイ13世時代の帽子との中間をゆく、一種えもいわれぬ縁無し帽子
- 母親がこしらえてくれた
- 色の配合についてはまるで出たらめ
- 17世紀の傑作ともいうべき帽子
- 一方では黄色と青、一方では白と赤という取り合わせ
- (4-26)
- スタンダード号
- (4-27)
- ハイランダー
- high・lander n. 高地の(原)住民; (H-) スコットランド高地人.
- 『鉄の肋(あばら)』
- (4-28)
- サン・テスプリ綬章
- チャールズ1世がつけていたものをはずし、ウィンター卿の首にかける
- ガーター勲章
- チャールズ1世がふたつ持っている
- アトスとアラミスにかける
- (5-2)
- ランスクネ
- バセット
- ビリビ
- (5-12)
- カムと畜生(ゴッダム)(Come、Goddam)
- (5-13)
- 口笛
- 低く口笛を鳴らすのが、若いころ従僕どうしでよく使った警戒の合図
- (5-14)
- レヴィアタン
銃士隊
(近衛銃士【les mousquetaires du roi】)
- (1-2)
- 乱暴者の集まり
- だらしない格好で、たえず酔っ払い、いつも生傷の絶え間がない。
- 往来の真ん中で刀を抜き、ありとあらゆる悪態を吐く。
- トレヴィルの邸宅の中庭は夏ならば朝の6時、冬ならば8時ころから、まるで陣営のようないかめしさ
- 50人から60人の銃士が、つねに威風堂々たるところを示すために、交代で勤務する仕組み
- このころは、自由とはいえないまでも、多少の気儘は許される時代だったので、かならずしも制服を切る必要はなかった
- (1-3)
- (1-6)
- みんな羊のようにおとなしい、気立てのよい者ばかり(byトレヴィル)
- 長老の敵であることは、公然の秘密
- リシュリューに所属する部隊以外の護衛士たちは、概して近衛銃士の肩を持つ
- (3-1)
ガスコーニュ気質
- (1-2)
- 容易なことでは弱音は吐かぬ
- なにかにつけてカッとする者が多い
- (1-3)
- (1-4)
- 揚げ鍋の中に放りこまれても、駄洒落を飛ばす
- 怒りっぽい
- (1-6)
- 独特の想像力
- いつも金に不自由している(byルイ13世)
- (1-9)
- 血のめぐりがいい(byポルトス)
- なにひとつ見逃さない(byアトス)
- (1-11)
- むかしからの言い伝えによると、まるで猫のように夜目がきく
- (1-15)
- (1-21)
- (2-3)
- (2-9)
- 郷里のことを思えば、自尊心がもりもり沸いて来て、心の中に恐怖に似た気持ちがあっても、容易には表に見せず、堂々と身構える
- (2-11)
- (3-2)
- イタリア人とガスコン人は気質がそっくりで、お互いに手のうちがはっきり読み取れる
- 自慢話を始めたら、どちらもきりがないことはわかり切っている
- (3-5)
- ほらふきにかけてはイタリア人にひけをとらない(byマザラン)
- (3-14)
- (3-16)
- (4-22)
- 細かい心の動きを、荒っぽい誠実さの仮面でかくすのは、ガスコン人の常套手段のひとつ
- (4-31)
- ガスコーニュでは金持ちではないことは、べつに恥にはならない
- だれもみんな金持ちではない
- (5-32)
- (5-34)
家
- (1-7)
- アトスの家
- すばらしい象嵌をほどこした一振りの刀
- 細工の模様から見て、フランソワ1世時代のもの
- 宝玉をちりばめた柄だけでも、まず200ピストールの値打ち
- 先祖がフランソワ1世陛下から拝領したもの(5-22)
- アンリ3世時代の大名を描いた肖像画
- ごく品のよい服装で、サン・テスプリ勲章をつけている
- アトスのご先祖
- すばらしい金銀細工をほどこした文箱
- アトスはこの箱の鍵をいつも肌身離さず持っている
- ポルトスはその中に書類の手紙しか入っていないことを確かめた
- ポルトスの家
- 見かけだけは、いかにも堂々とした大きな住居
- ポルトスが上がれと勧めたことはいっぺんもないので、この堂々たる外観の中身が実際どのくらいすばらしいものか、だれにもまるで見当がつかない
- アラミスの家
- 居間と食堂と寝室の3部屋から成る小さな家
- 寝室も他の部屋も1階にあって、小さな庭に面している
- 庭には青々した樹立ちがこんもり茂って、近所からは全然見通しがきかない
- (1-11)かえでやぼたんかずらの茂みに蔽われて、まるで大きな頭巾でも冠ったような感じ
- (2-1)
- ミレディーの邸
- (3-10)
- ノワジーの部屋
- これほど武人らしく、これほど粋な部屋はめったに見られるものではない
- 部屋のすみずみには武器が飾られ、ありとあらゆる刀が目に映るばかりでなく、いつでも手にとれるようにおいてある
- どんすの壁掛け、アランソンのじゅうたん
- ベッドにはレースの飾りと足ぶとんまでついている
- 苦行と断食によって天国に入ろうとする誓いを立てた男の部屋というより、若い妾の寝場所といった感じ
- バッキンガムの隠し部屋
- 寝台の向こう側に壁掛けにおおわれた扉がある
- 小さな礼拝堂になっている
- 壁一面、金の刺繍をほどこしたペルシャの絹でおおわれており、無数のろうそくで赤々と照らし出されていた
- 赤と白の羽根飾りのついた青い天蓋の下に祭壇があって、そこに等身大のアンヌ・ドートリッシュの肖像が掛かっていた
- 祭壇の上、肖像の下にダイヤモンドの房飾りを入れた手箱が置かれていた